↓前回の続きです
第1~3回でデータバックアップの為にインストールした「MiniTool ShadowMaker」を設定&動作確認をしました。
今回(最終回)は,起動できなくなったPCを,バックアップ日時の状態で復旧する方法をレポートします
今回はUSBメモリが必要です
USB3.2/USB3.1/USB3.0のいずれかの規格,
容量は4GB以上あればOK
です
↓例ではキングストンUSB3.2(gen1)キャップレス32GBメモリを用意
■「MiniTool ShadowMaker」を起動できるUSBメモリ(USBブートディスク)を作成します■
(1)USBメモリを接続します
(2)「MiniTool ShadowMaker」を起動します
デスクトップにアイコンがあればアイコン上で左ダブルクリック→「このアプリがデバイスに変更を加えることを許可しますか?」で「はい」を左クリックで起動します
(2)メインメニューの「ツール」を左クリック→「メディアビルダー」を左クリック
(3)MiniToolメディアビルダーが起動します
「MiniToolプラグインを搭載したWinPEベースのメディア」を左クリック
(4)「USBフラッシュディスク」を左クリック→「USBディスク上のデータは破棄されます。USBブートディスクを作成してもよろしいですか?」で「はい」を左クリック
(5)ブータブルUSBディスクの作成が完了すると「終了」ボタンが押せる(左クリック)かと思います
ブータブルUSBディスク完成です
大切に保管しておくことをおすすめします
(6)エクスプローラで作成できているか確認します
(本作業は飛ばしてもOK)
↓例では作成後はUSBメモリ約1GB位使用量が増えた
以下の作業はPC不調の際にお試しください
今回テスト用に・・・起動できないPCを作りました
↓こんな感じ
この状況から
・ブータブルUSBディスク(USBメモリ)
・バックアップ先のデバイス(例ではUSB接続SSD)
を使用してPC起動できる状態へ復旧します
本作業後,復元する日時のバックアップ状態に戻りますので故障直前のデータは無くなります(復元する日時のデータに戻る)ので注意です
(1)PCをUSBメモリからブートさせます
例ではDELL PCの電源オン→「F12」キーを数回軽く押します
(PC機種によって操作が違います)→ブートメニュー起動→ブータブルUSBディスクを選択します
(ブートメニューにUSBメモリのメーカー名やブランド名が表示されるので選別できるかと思います)
(2)解像度に関する設定が途中で表示されても放置で恐らく大丈夫です
↓バックアップ先のデバイスが認識しない場合,USB接続先を変えて再度やり直して
(4)以上でPC起動できる状態に復旧します
念のためUSBメモリは抜いた状態がPC起動がベストです
↓今回の手順動画もご参考までに
MiniTool ShadowMakerを使用したPCバックアップイメージから起動不能になったPCを復旧(復元)する手順 pic.twitter.com/yjOisRXw0Y
— さくらパソコンレスキュー@パソコンサポート (@spcr_Nagoya) January 1, 2024
今回の使用したバックアップソフトウェア「MiniTool ShadowMaker」は様々なバックアップ方法に対応しています
紹介した以外の機能が沢山あります
バックアップ目的やPC仕様&周辺機器によってバックアップ方法大きく変わります
ソフトの安定性やバグ,使い勝手も重要ですので,是非ご自身で触ってみてください