金曜日にALSの方の訪問に行きました
その2～3日前から呼吸が苦しくなっています
麻痺が上がってきていて
肺の下葉には空気が入らなくなってきていました
その為痰が溜まって
呼吸が苦しくなっています
金曜日に訪問して
呼吸筋を温めてマッサージをして排痰を促し
いったんは呼吸もよくなってきました
その後便を出して
清拭をして
パジャマを着替えたら
再び痰が詰まってきて
呼吸が苦しくなってきていました
呼吸苦を和らげるために
薬を入れて
帰ってきました
その後もずっと気になっていました
そして今日緊急要請があって訪問しました
先に社長が駆けつけていました
苦しかったのか夜中に歯ぎしりをして
口腔内は出血が固まっていました
口腔内をきれいにしようとしても
呼吸器をはずすと苦しいので
ちょっとしかできませんでした
もう呼吸はそう長くは持ちそうにありません
気管切開は拒否されていますから
担当の先生にも連絡しましたが
入院は拒否されました
麻薬製剤を増やして
呼吸苦を軽減するしかありません
本人は眠剤を使って眠らせて欲しいとの希望でした
入院はしないなら
在宅で看取るしかありません
ご家族の方もとても疲れています
助けを求められたら
たいした事は出来なくても
駆けつけてできる精一杯の事をやるしかありません
意識がしっかりしているだけに
本人が1番苦しいと思います
24時間見ている奥様も身体も心も辛いのです
社長の対応や言葉かけひとつひとつが
私にはとても身に染みています
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