以前も書きましたが
「あきらめない家族を支える」という記事に登場したKさん
この前これまで通っていたリハビリの病院を卒業し
訪問リハに切り替えることになりました
そこで新たなリハビリの先生の診察を受ける時に
同席させていただきました
そこで家族の強い思いを聞きました
それは気管カニューレを外せるようになりたいという願いでした
嚥下機能もかなり落ちていて
誤嚥の危険性が高いKさん
リハビリの先生は
嚥下機能を回復させるのはかなり難しいから
まずは起立訓練、歩行訓練をして
座位の姿勢を保てる事に重点を置いた
アプローチをしていくことが
嚥下機能もアップしていくとの見解を打ち出されました
Kさんの夫から
リハビリの先生には起立訓練などを中心にしたリハをしてもらい
訪問看護師には嚥下訓練を中心にお願いしたいと
何度も熱くお願いされました
どうやったらいいのかと考えながら悩んでいました
社長に看護計画を立案するにあたって相談すると
本を3冊貸してくれました
まだまだちょっとしか読めませんが
それなりに考えたメニューを本日の訪問で実施しました
硬くなってしまった胸鎖乳頭筋を温めて
マッサージをして
首のストレッチを入念に実施しました
嚥下や呼吸にかかわる筋肉をマッサージしながら
呼吸リハも実施します
車いすに移乗して足浴をやっている時も
首のマッサージとストレッチを
優しく優しくおこないました
口腔ケアの時に
口腔内のアイスマッサージも追加しました
まだまだ試行錯誤の状態ですが
家族の強い思いを実現するために
考えていきたいと伝えました
家族の熱い思いを聞けたのです
何とか受け止めて
少しでも実現できるように頑張っていきたいと思っています
娘さんからは
一生懸命勉強して考えてくれるから
お母さんも幸せだと思いますと言っていただきました
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