よくコンサルティング先のスタッフの方々とお話しているときに、


「最近、●●●が多くなっています」


「●●●なお客様が減ってきました」


などの現場の意見を聞くことになります。



一般のスタッフの方の場合は、貴重な参考意見として聞いて終わりですが、

こと、これが経営幹部候補になると、上記のような感覚的な話を振られた途端、


「う~ん、それって具体的には数字でいくつくらいの比率なの?」


と質問します。



ビジネスパーソンとして成長をしていく上では、感覚で物事を判断するのではなく、具体的な数字を根拠として、冷静な判断をして欲しいからです。




ビジネスパーソンとして成長する過程の第一段階は「数字で語ること」。


しかし、様々な事例に触れていると、徐々に数字のみでは、理屈のみでは説明がつかないような要素(スタッフモチベーションなど)が重要なことに気づきます。


だから、時には数字にこだわりすぎるのではなく、数字から離れて物事を見ることも大切です。




でも、やはり数字の重要性は高いので、またまた数字に戻る必要があります。



データ・数字至上主義という意味ではなく、双方のバランスが重要という意味です。