仮面ライダー1号からのメッセージに泣けた!! | ひなさんのブログ

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映画「仮面ライダー1号」を鑑賞してきました!

(画像を載せたかったなあ。著作権侵害になるので断念)

初代仮面ライダー1号 本郷猛を演じる藤岡弘さんがかっこよすぎ!

その中で何点か考えさせられる項目がありました。

以下あげてみます。


1:命はなぜ尊いのか!

「本郷猛」が後輩ライダー「ゴースト」にこんな問いかけをします。

「命が大切な理由とは?」
「命はなぜ大切なのか」


この質問に私はしびれました。

急に聞かれたらあなたはどう答えますか?

この問いかけはまさにお釈迦さまがご自身の魂に語り掛けた問いかけでした。
仏教はここから始まります。
お釈迦さまの出された答えは?(後ほど書きます。。。余談にて)


さて、命とは自分だけのものでしょうか。

愛する家族がいて、愛されているあなた。

もし愛するものが命を落としたら・・・
亡き人の命はもう存在していないのでしょうか?

今日本も安保理法案が大きく変わりました。
今までは命をることが優先だった。でもこれからは守るだけではなく、戦地に行って巻き添えに合うことも出て来る・・・自衛隊という役割、隊員たちの覚悟はまさにこの問題の答えとつながるのではないかと思います。

私たちの命も、先祖あっての命。そしてこれからのまだ生まれて来ていない者たちへ永遠に受け継がれて繋いでいく命。

あなたの想いは仲間たちにつながっている!


一つの命はみんな繋がっている!


2:今は必ず未来のための布石!

ライダー1号は復活しました。その命は後輩へと受け継がれています。
初代が築いたから今のライダーがいること。

今苦しいことがあっても、なぜ起こったのか、その意味が必ず後からわかるようになっていますよね。

何でも人と違うことをしたり、人と違う性質や個性が、時には浮いてしまいます。
日本国民は特にみんなで固まって人と同じなら安心する癖があるのでしょう。

私は絶対に浮き浮きタイプですし個人プレーヤーなのでバッシングを受ける方ですが・・・

昔はひどい被害妄想者でした

世間って自分が思っているほど、相手の事なんてお構いなしなんですよ~

叱られるということはそれだけ気にされている証拠だから、叱られる内が華
「無視」ということほど嫌なものはないですね。

小さな頃「あめんぼ」という遊びが流行りましたけど、みなさん知ってますか?
「あめんぼ」とは、水の上に浮いている「虫」です。
「あめんぼ」の画像検索結果

大勢で鬼ごっこしているんですけど、「鬼」ならまだ仲間に入っているのですが、「あめんぼ」になると完全に無視なんです。居ても居なくてもカウントされない人。

私はいつも「あめんぼ」の役でした

だから人の前に立って話をするとか、何かを率先して仕掛けるとか全くできない子でした。
目立たない、大人しい少女・・・

でもそれがいつの間にかこんなに図々しくなりました~
それはたくさん苦しんでたくさん傷ついて・・・そしてその立場に置かれた人の気持ちが体験してみて分かったからです。

自分の殻を破ることから新しい自分がスタートします
スターとしたらその時あなたは「初代のスター」です

今は未来のためにある!



3:過去の敵は今同志になる!悪も善もみな同じ一つの共同体!

以前の大敵「地獄大使」が、今回ライダー1号を助けたことです。
演じたのは大杉漣さんです。

この地球を自分だけのものにしようとする新たなる悪と戦うために本郷猛と、この最強の「ノバショッカー」を倒す間だけ、一瞬手を組むのです。

地獄大使は「今のうちだ!」といって、誕生した新たなる敵をムチで押さえつけて、ライダー1号の味方をします。

その新たなる敵とは、新エネルギーを開発して、大企業として経済界を掌握しようとたくらむ「ノバショッカー」!この集団は元「ショッカー」から抜けて裏切った者たち。

「ノバショッカー」はまさに今の経済界を牛耳る秘密結社のような存在。

以前、仮面ライダー1号と戦って眠りについた「地獄大使」が、「アレクサンダー大王」の眼魂を手に入れ、本郷猛を育てた「おやっさん」こと「立花籐兵衛」の娘に憑依させて、3年間眼魂を育成させる、という計画でした。

ここでもまた「3」という数字!

それを狙うノバショッカー

見どころは、悪だった以前の戦った相手「地獄大使」が「善」の心を取り戻した場面です

最後に、地獄大使がノバショッカーにやられた時、その命尽き果てる瞬間、ノバショッカーが落とした眼魂を拾い、手に握りしめてつぶします。

地獄大使曰く
「こんなもので復活しても、どうせこうなる運命だったのさ・・・」

瀕死の地獄大使の前を立ち去ろうとする本郷猛に言うセリフにもまたしびれた!

地獄大使:「たのむ本郷、殺してくれ!」

宿敵ライバルから命を奪われたい気持ち・・・わかる気がする~

しかし

本郷猛、以外にも冷たい行動・・・
「ネオサイクロン号」で立ち去る猛。

でも一言の言葉に実は相手への思い遣りがあった。

その本郷猛の一言

「地獄大使、命を大切にしろ


あ~かっこいい!!

ここでも命の尊さを、過去の敵だった地獄大使に投げかける愛の言葉

光があれば闇がある。

その光が強力ならばその分と同じ強さだけ闇も強力なのです。

私は時々、嫌な事が続くとこう思うようにしています。

「ああ、こんなにも自分にとって闇を体験している。ならばこれは強力な光の道に歩んでいる証拠だ。この道を勇気を持って進もう!」ってね


4:三人が一つになって!トライアングルは無敵!


アレクサンダー大王がのり移った「ウルガ」をどうやって倒す?

絶対倒せないアレクサンダーの魂が入ったノバショッカーのリーダー「ウルガ」を、三人が正義心という強き心で同時にキッ~ク!!と思いきや・・・??

そのキックの順番がこれまた後輩に譲り、先にライダーゴースト(黄色)とライダースペクター(ブルー)がダブルキッィッ~ク!!


そしてとどめはやはり「猛さ~ん!」の1号が!


5:親友のおやっさんの娘の心からの信頼と希望から蘇った1号!炎の中から!

亡くなった本郷猛の体・・・まさにこれから燃やされ荼毘に臥される?
いいや、私は復活すると見ていた!


期待通り!いや、それ以上だった。この復活ぶり!
まさに炎の中を蘇るなんて、まるで「イサナミ」のようではないか!
1号は無敵になり蘇った!
この復活シーンにはやられた!


蘇るって普通「天」から何か稲妻のようなものが降りてきて、焼かれて横たわる本郷猛の体を貫き「復活~!」って思うでしょ?!

これが全く普通におやっさんの娘の涙の叫び声だけで蘇っちゃう!

ここがポイントかもね。

人間も心が完全に蘇る時って、普通の時間、普通の時かもね。

(あれ?なんだか私変わっている?)なんて感じでね。



まとめ

「仮面ライダー1号」という映画を観て思ったこと

何事も初代、切り開いていくことは苦難を伴う。

でも、一人じゃない。必ず続く仲間がいる。同じ志を持った仲間がいる。
ならばその道は光ある道。

時は後々来る。だから焦らない。

「BEST TIMING」
ご褒美は一番良い、最高のタイミングでやってくる

だから今という時を普通に淡々とこなします。
今という時はこれからの未来へとつながっている!

命を懸けるくらいの物や人に出会えるって本当に最高に幸せだね

『ほつまつたゑ』「ハラミの会」はまだ始まったばかり。
算命術も始まったばかり。

今は広まっていなくても、必ず未来に広がっていくと知っているから恬淡と続ける

過去の歴史は繰り返されています。6,000年を単位に巡って来る。
だから、紀元前4000年の時の霊性がまたやってくるんです。

この時代の霊性は今より数段高い意識でした。
そんな時代が来る準備を初代としてお手伝いしているのかもしれません。
その時代は300年先かもしれない。でも同じ時にまら生まれてきて、その高い霊性を確かめるのもまたオツじゃない

そこに関わるみなさんと共に、これから育つ私たちの子孫たちのためにも、やがてまた生まれ変わって地上に降り立つ私自身のためにも「今がある!」

仮面ライダー1号の映画の最後に字幕が出ました。

『仮面ライダーはいつも君のそばにいる』

あ~しびれるっ

古代の祖先、神々と言われる方々も、あなたの過去の御魂も、いつもあなたのそばにいますよ


余談・・・

はじめの文章中で、お釈迦さまの「命はなぜ尊いのか?」についての答えです。

お釈迦さまのお話を少ししましょう。

題して

お釈迦様自身の殻を破る決意

「四門四遊の伝説」

のお話しです。(後に作られた逸話ですけどね)

お釈迦さまはインドの北にある現ネパールの小国「カピラバストゥ」の王子としてお生まれになりました。(まだ悟りを開いていない時なので、王子と呼びます)

王子は小さな頃から体が弱く、すぐに高熱を出して寝てばかりしました。お父様の王様はこの子が心配でなりません。何とか強く勇敢な王子になり、この国を大国に、強国にして欲しいと願って、そのように育てていくのですが・・・

王子は毎日が苦痛でしかたありませんでした。
ついに決意し、外へ飛び出そうとします。
そう、29歳の時王子という身分を捨て家族も捨て、一人出家を試みます。

始めは「東の門」を出て「老人」に合います。よぼよぼの老人の「老い」という苦しみを見てまた城に戻ります。(まだ勇気が出ません)

次は「南の門」を出てみたところ、病人が倒れていました。怖くなってすぐに城に戻りました。

次に「西の門」を出てみました。
(ここなら大丈夫だろう。)
そう思った王子はここから抜け出そうとしました。
しかし、西で待っていたのはお葬式でした。死人を見た王子は、いつか自分も死ぬことを知り、怖くなってまた城に戻りました。

あんなものを見る前の王子ならばすぐに出家できたのに、見てしまってからの王子は毎日毎夜、うなされました。

ついに王子はお供の者に尋ねました。

「今まで私が見たものは何だ?人はみなあんなに苦しむのか。私もああなるのか?」

お供の者は王子に答えました。

「はい、王子さま、東には老いがあり、南には病いがあり、西には死が待ち受けています。人は生まれて来たからには必ずそれらを体験します。決して逃げられません。」

「しかし・・・」

とお供の者は続けます。

「もし王子さまがそのようなものを体験してもびくともしないような真理を手に入れたいのならどうぞ北の門から出てみてください。北には必ず王子さまが知りたい答えがあるでしょう。」

こうして王子は「北の門」を開いた。そこには出家した沙門(修行僧)が立っていました。
その姿は凛々しく清らかな瞳、悟られた者にこそふさわしい姿がありました。

(私もああなれるのか。ああ、こんなに凛とした清浄なる清らかな人になりたい!)


沙門はそんな王子の心を見透かすように彼に手を差し伸べてこういわれました。

「さあ、私と共に行きましょう!真理の先駆者よ!あなたこそ釈尊初代です!」


という逸話です!

どうですか?多少私の想いが入りましたが感動してもらえたでしょうか。


この話が私は大好きで、仏教の土台を持つ「密教」の大学院に入学しました。

これが仏教の第一真理の「縁起」です。すべて原因があれば結果が出るという意味。

煩悩とは、それを知ってしまった、見てしまった時から発生する苦しみです。
煩悩は「108」あるとされていて、除夜の鐘で突く数になってますね。

もし王子(のちのお釈迦さま)が知らなかったら、苦しみは無かったでしょう。でも彼はどうしても今の退屈な生活から抜け出したかったのです。

どうしても自分を変えたかったのです。そう思ったときから悟りの道が始まってます。そしてついに4つの門をすべて見たのです。

「北」という方位は古代インドでは聖なる方位とされ、宇宙の真理が置かれている方位なのです。

私は思います。もしも王子として城に留まり何も努力もせずのんびり暮らしていたとしたら・・・

きっと隣国に滅ぼされ、王家のすべての人たち、民たちは殺されたり奴隷として一生働き、最期は飢えて亡くなったでしょう。

王子は小国の未来を観ていたのかもしれません。そして自分がなぜ生まれたのかを知りたかったのでしょう。

お釈迦さまも初代、先駆者です。
皆さんも一人一人の人生において初代ですし、先駆者です

人と違っていい。自分のことを一番良く分かっているのは自分の過去です。
だから祖先を大切にして、自分の過去世での悟りを教えてもらうのです。

ただ忘れてしまっただけで、脳の中、DNDの遺伝子は覚えています。記憶のカイロを通じて思い出せる。

きっかけは以外にも小さなことからなのかもしれませんね。

今という時間の神様に感謝です