私は経営者になってから、週3回ビジネスに意義のある会食をすると決めています。

つまり、起業をした24歳の時から数えると2200回以上の会食をしてきたことになります。


そこから生まれたビジネスの例を挙げれば切がありませんし、人脈、知識、見識、多くを会食の場で学ばせて頂いてきました。


今思い起こせば、マンションを買って頂いたお客様との出会い、企業のきっかけとなった出資者の方々との出会い、影響を受けた先輩方との出会い、会社の仲間達との出会い。


全ては会食から始まったと言っても過言ではありません。


しかし、ここで気を付けなければならない事があります。


会社が成長し、外部に目を向ける余裕が出来た経営者が陥り易いのが、居心地の良い会食が仕事のようになってしまい、毎晩深酒が続き、いつの間にか社内が疎かになって内部崩壊・・・というパターンです。


若くしてある程度の成功を収めれば、行くところに行けば毎回誉めそやされ、ちやほやされ、やもすれば自分を見失う事になります。


私も20代の頃に反省をする機会が多かったのですが、ここで大切なのは外部一辺倒の会食ではなく、いつも頑張ってくれている社員、お叱りや薫陶を頂ける先輩、プライベートの友人など、バランスのある会食が望ましいという事です。


このバランスを間違えず、何かを学ぼうという意識を持って臨む会食の効用は

「最もビジネスマンを成長させてくれる修行の場である」と確信しています。


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