ロはロボットのロ
観に行きました。

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(写真はぷかぷか日記より)



本当に素敵な物語でした。

主人公のテトはロボットという設定なので、ちょっと風変わりな動きととても純粋な性格。
しかしながらその立ち振る舞いや考え方が
hanaの世界の人みたいだなぁと思いながら見ていました。
そんなテトが人間の女の子と心を通わせるんですね。

ロボットとか関係ない
人間とか関係ない世界

本当に素敵だなあ。
いいなぁ。
と素直に思いました。

hanaが終始楽しそうだったのは
ストーリーが理解出来なくても、
オペラなのでほとんど歌だったから。
音楽の力ってすごいなぁとhanaの笑顔をみながら改めて感じました。

テトのパンはああいうえおのあ
と家に帰ってから私が歌うと
hanaは思い出したのかニッコリ。

歌詞を適当に、気持ち良く歌ってると
タロが
『あおぞらのあ、でしょ』
と適当な歌詞を訂正して来た(笑)
すごいね、タロめ。あなた正確に覚えてるんだね。



舞台鑑賞がもともと大好きなのもありますが、わたしが強くこれを観に行きたいと思ったのは

カフェベーカリーぷかぷかの
高崎さんが

地域の子供たちにオペラをプレゼントしたい

という夢をかなえるために、上演する会場を抑え、寄付を募り、、、、、
というその一連の行動と熱意にとても賛同したからです。

舞台の会場費、上演するための予算、、、。
私も昔、舞台を作っていたのでどれだけのお金が必要なのか大体想像つきます。
普通の人はそれを集めよう、、、
そんなことまず考えない(笑)


高崎さんが大富豪だと仮定して。
お金をポンと出して、これで上演してよ、
というのは簡単。

しかし高崎さんはそうしていない。
自分が発信源となり、声をかける。
寄付を募ることで、
地域の周りの人々がこの高崎さんの夢を知ることになり、
カフェベーカリーぷかぷかのことを知ることになり、
障がい者のことを知ることになり、、、
どんどんどんどん広がって、、、。

そして自分が寄付をすることで、この高崎さんのプロジェクトの一員になれるんです

なんて素晴らしいんだろう!!


そしてなぜこの高崎さんのやることなすことが、私の心をこんなにも揺さぶるかということが、高崎さんが書いたある文章を見てわかったんです。

 たくさんの寄付が集まりました。本当にありがとうございました。この寄付こそが地域社会の希望を作り出すのだと思います。

 赤字は出ましたが、ま、銀行に眠らせておくより、こういうことに使った方がずっといいと思います。とにかく子どもたちがあれだけ笑顔になれたのですから… 

(ぷかぷか日記より)



銀行に眠らせておくより、こういうことに使った方がずっといいと思います。

だって、、、、。

この人
ホンモノやーーー!!!

ちょうど
お金というエネルギーを
どう循環させていくか、
というのが私の課題だと感じていたので

高崎さんみたいな
お金の使い方をしていきたいなと。

高崎さんからしたら
まだまだヒヨコ(あれ?そうでもないかな?笑)の私ですが、
そう決意した40の夏でした。

ただオペラを観に行っただけなのに、ね(笑)
なんなの
このたくさんの気づき。

高崎マジックやー