スチームワールド ディグ | 空の上の雲

スチームワールド ディグ

久方ぶりに3DSの記事をひとつ。
今回紹介するのは「スチームワールド ディグ」。
インターグローという会社が開発したゲームで、ニンテンドー e-shopで購入できるダウンロード専用のタイトルだ。

【2014.2.17追記】
ワタシの勘違いでしたが、インターグローさんはローカライズのみだそうで、開発はスウェーデンの「Image & Form」という会社らしいです。お教えいただきありがとうございます。

スチームワールド ディグ(公式サイト)

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尚、本記事の画像は全て画面直撮りのため、ばっちぃのはご容赦いただきたい。実際のゲーム画面はとても綺麗です。
ちょっと長くなったので折りたたみ。


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本作の主人公「ラスティ」。どーみても21○モンのゴンスケにしか見えないが気のせいだろう。ググっちゃダメだぞ!
叔父を訪ねて、今は廃れた鉱山の町『タンブルトン』にやってきたところから物語は始まる。
味のあるイラストと、登場人物が全部ロボットってところがいいね。

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ゲームは至ってシンプル。ディグという名前で分かるように、「掘る」ことがメインのアクションゲームだ。ピッケルを装備してAボタンを長押しすればラスティが岩をガンガン削ってくれる。これを繰り返して下へ下へどんどん掘り下げていくのだ。特に時間制限などは無いが、右上の「明かりゲージ」が無くなると目の前の岩すらも見えなくなるので若干の注意が必要。これは地上へ戻ることで回復できる。

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ラスティの目的は鉱物を拾って地上へ持ち帰ること。鉱物にもたくさんの種類がありそれぞれ金額が異なる。

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持ち物は下画面で確認できる。鉱物は拾えるだけ拾って、持ち物袋がいっぱいになったら地上へ戻ろう!

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タンブルトンの町にいるドロシーは鉱物を買い取ってくれる美人さん。亡くなった叔父に代わり、この廃れた町を復興させるのもラスティの使命なのだそうだ(ほぼ無理矢理)。

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鉱物納品時にもらえるXPでレベルも上がる。レベルと言ってもラスティの基本能力が上がるワケではなく、町のお店が扱う商品の種類が増えるというもの。まぁその商品でラスティがパワーアップするので同じことだけどw

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お店の商品。体力回復からピッケルの破壊力アップやバッグ容量アップなどさまざな種類がある。どれも便利なものばかりなのでガンガン買っていきたい。ちなみに青い丸は、まれに岩を砕くとでてくる謎のエネルギーボールのこと。

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トンネル内には、謎の地底人(?)や酸の海など危険がいっぱい。TNT爆弾なんかも埋まってたりして、不用意にピッケルを突き立てようものなら即あの世行きになってしまう。尚、ラスティは死んでも一定のお金を支払うことで町から復活できる。この時持ってた鉱物は死んだ場所に落ちているのでまた拾っておこう。

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トンネル内からさらに小部屋に繋がってる場合も。小さなパズル部屋みたいになっており、このパズルを解くと先のエネルギーボールなどの貴重なアイテムが手に入るのだ。

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堅い岩盤を砕くのに必要な「ドリル」や「スーパージャンプ」を使うために必要な『水』。左上の水ゲージを見つつ、地下水を見つけたらきちんと給水しておこう。

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トンネルの地下深くにある謎のマシーンからは強力な装備が手に入る。こんな地下深くにいったいなぜこんなマシーンが?誰がどんな目的で作ったのだろうか。後ろに危険なマークが見えるが謎は深まるばかり。

というわけで「スチームワールド ディグ」はこんな感じのゲーム。
基本的には町とダンジョン(トンネル)をひたすら往復して、稼いだお金で徐々にラスティをパワーアップさせつつ、その能力でさらに地下深くを目指すというごくごくシンプルなトレハン要素を持ったゲームとなっている。

ドットで書き込まれたキャラクターなどのグラフィックはとても綺麗でよく動く。操作性もすこぶる良好でストレスがほとんど感じられないのもすばらしい。ただ、トンネル内のBGMが種類も少なく単調でちょっと残念。

かなり丁寧に作られた本作は、ニンテンドーe-shopでなんと800円で販売中だ。800円とは思えないしっかりした内容と楽しさなので、興味がある方は是非ダウンロードして遊んでみて欲しい。