Ace Combat: Assault Horizon(1)
信頼のおける情報筋(言ってみたかっただけ)からVPN云々が必要ないとの情報を得て、久しぶりにYuplay兄貴から買ってみた。399ルーブルで約1,200円ほど。
話どおり登録にもインスコ&起動にもVPNは一切不要だった。とはいえ勿論自己責任で。
Ace Combatシリーズは大好きなゲームで、1から全てプレイしてきている(据え置き版のみ)。
2006年の「解放への戦火」以来のプレイなのでかなり楽しみだ。
ちなみにシリーズで一番好きなのは「04シャッタードスカイ」で、2番目が「ジ・アンサング・ウォー」。
オプション画面から字幕と音声の日本語が選べる。
ただし、メニューやゲーム中のシステムメッセージ等は英語のままなので注意。
早速出撃!!
実に5年振りのフライトで上がるテンション。最高画質設定なのに若干機体のテクスチャがゆるい以外はグラフィックもまずまず。
視点は画像以外にコックピットと一人称視点でこれまでどおり。自分は機体を見てニヤニヤしたいのでいつもTPS視点。
地上のディティールもかなりのもの。
こうやって静止画で撮っちゃうとアラもあるけど、実際高速で動いてるので全く問題ない。
この手のゲームは、画像の美しさがそのままゲームの楽しさ(この場合爽快感)に直結してくるので綺麗に越したことはない。
マクロスさながら白煙をあげつつ飛び回るミサイルに興奮。
これこそがドッグファイトでありエースコンバットだっ!(イミフ
あと戦闘中は字幕読んでるヒマがないので、日本語音声はほんとありがたい。
ちなみに左上の赤いサークルは敵機の補足エリア。
この中に入るとミサイルやらバルカンやらが飛んでくるので必死で避けませう。
本作の最大のウリである「Dog Fight Mod(DFM)」。
敵機との距離が一定(700m以下?)になると任意のボタンで発動でき、以後自動で敵機を追尾してくれるというもの。
また、サークル内に敵機を止めておくとさらに誘導制の高いミサイルが発射でき、そのままサークル内に敵機を捉え続けていれば威力までも上がるという、これまでのシリーズで、ややマンネリ化していたドッグファイトシーンを戦略的にする新しい試みが詰まっているのだ。
正直プレイ前は、「何これ勝手に動かすなやっ!」って思ってたんだが、実際に使ってみるとその迫力に圧倒された。
若干自機がでかすぎて邪魔な気もするが、ドッグファイトシーンだけでもう1つ別のゲームになっている様で結構面白い。敵機を倒すことだけに集中し、ちょっとしたタイマン格ゲーみたいなノリだと感じた。
DFMエリアに接近するまでは、これまでどおりいかに敵のおしりを取るかでテクニックを駆使し、DFM発動で一気に攻め落とす。
まだ若干調整不足な面もあるが、アイデアとしては非常に面白いのではないだろか。
ただ、DFMを生かすためかもしれないが、敵機が硬すぎてリアリティが無くなってしまっているのが残念。
バルカン大好きな私にはかなり苦痛。
あと本作でもう一つのウリ「破壊」も結構効果的でいい。
ミサイルやバルカンで、バラバラと破片を散らしながら飛ぶ敵機を見るのは、追い詰めている感がよく出ている。
ただ、破壊が見た目だけの要素ではなく、もっと戦略的に作用すれば良かったかなーとアイデアも無く言ってみる。
これ非常に見にくくて困るんだけどっ!誰これ考えたの反省しなさい!ってレベル。これは正直ないわー
オプションで変更できないものだろうか。
こっからはストーリー。
本作の主人公であるウィリアム中佐。
これまでのシリーズだと、主人公は大抵しゃべらずビジュアルもなかったので何気にお初かも。
なんか良く分かんない内になぜか機銃掃射させられる。
こんなんエスコンに求めてないんですけど・・・。無理にCoDぽいの入れなくていいから戦闘機操作させれっ
そして意味の分からない移動シーン。特にまわりがなんか話してくれる訳でもなくただ移動するだけ。
ちなみに移動自体は自動で、周囲を見渡すことしかできない。なにこれマジでいるの?このシーン。
お世辞にもよく出来ているとは言い難いモデリングのキャラ達。
う、うーん。エスコンってもっとこうセンスの塊だった気がするんだけど。。。
かなり残念なブリーフィング画面。メニューやブリーフィングはいつも凝っていて、ものすごくかっこよかったのにどーしてこうなった。
美しくデザインされたコンピューターグラフィック風画面でミッション説明聞くのが至上の楽しみだったのにっ!森川さんの声がよかったのに!(関係ない
ストーリーについては、これまでのシリーズと毛色が異なりすぎててちょっと違和感。主人公が見えないことで、プレイヤー自身があたかも凄腕パイロットになっているかのような英雄疑似体験が、格好良く爽快な気持ちにさせてくれたのに・・・。
まぁそれはおいといて、今のところ戦闘が面白く感じているので、引き続き新しいエースコンバットを味わっていきたいと思う。