今日はカテゴリのとおりに徒然なるがままに、思いに耽ってみたいと思います。季節も秋ですし、たまにはいいのかな。
人の魂は何処から来て何処に向かって限りなき道を歩んでいるのか？それは私にとっての人生最大のテーマかもしれません。かなり哲学的宗教的話しになってしまいそうですが・・・
昨今のスピリチュアルブームで人には前世があり、守護霊がいてくれて、この世は魂修行の場であるということは、かなり世に浸透してきたのかなと思う反面、周りを見渡すと、そんなことよりも現実優先という、刹那的思考唯物的発想がやはり世の大半でもあるようで、少し悲しくなったりもします。
確かに人は偶然の進化の中で、偶然アメーバかなにかから突然変異の連続でここまで進化してきたというのが、進化論的常識で、学校でもそう教えているわけだから、今更人の本質は霊であり、この世は仮の世で、あの世の霊界こそが真実の世界だという発想はあまりにも飛んでしまっているようにも思えるものです。
しかし、世の流れは少しずつではあるけれど、神や畏れ無き物主体の考えから、精神性や人間の本質を呼び戻す方向に向かっていると私は信じています。人が人でいられる原点は、信じる心があるということだと思うからです。人だけが目に見えない何かを信じ、そのことに命をかけることができる能力をもっているのですから。
最近のスピリチュアルブームの中、気にかかることは、前世や守護霊といったことがポピュラー化していくことは大いに結構なのですが、中にはそれにすがるようなケースがあることです。「守護霊がいるのならなぜ自分は不幸なんだ」とか、「今自分が不運なのは何かの霊に祟られているからだ」などと考えて、霊能者巡りなどをして物事の解決をしようとしている方が結構いるような気がします。
とにかく有名な力ある霊能者に巡り会えば幸せになれるとか、霊障で悩む方なんかでも、霊能者やヒーラーに頼ろうとする方が結構いると思うのです。でもよく考えてみると、病気にしても悩みにしても、誰かが自分を幸せにしてくれるのではなく、自分自身が敢えて病を選択したり、病や悩みを作り出しているわけで、それを誰かに救ってもらっても何の魂的解決にはならないのでは、と思うわけです。私のやりたいことは、魂的救済で肉体的救済ではありません。
必ず肉体的な悩みやこの世的悩みには意味があります。何かに気づきなさいという霊的意味がそこにはあるのだと思うのです。極論をいうと、他の力によるこの世的あるいは肉体的な苦しみからの救済にはスピリチュアル的には意味があまりないと思うわけです。ですから、そこから何を見出すのか、そんなことを私は主眼に置いているのです。あとは自分で頑張る、というのが基本だからです。
あなたの前世はこうで守護霊はこうです、というのも意味のあることではあると思いますが、今日のテーマでもある人は何処へ向かって魂修行をしているのか？そういった本質を私はいつも考えています。何故前世があり今世があるのか、何でまた来世生まれ変わるのか、そうして何をしようとしているのか、私たち魂は何を求められているのか、そのことに辿り着くために私は日々心の修行をしているのです。その確信が欲しくて日々精進しています。それは滝に打たれたり荒行をしたり、瞑想に耽っているだけでは掴み得ないものだということは、当の昔に理解しました。
今はその先に向かって日々自らのバイブレーションを高めていこうと頑張っています。そんな中で私如きが掴み得たもので、他の人への何かしらの魂の気づきを与えていければ幸いであります。今日はとりとめもない思いを綴ってみました。というのも今日は何処に向かっていけばいいのか、少し私なりに掴み得た一日でありましたので・・・またその辺のところは書けるときに書いてみようと思います。
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