昨日、沼津の路地端でガガイモ科の常緑低木、風船唐綿(フウセントウワタ)をみつけました。
花屋さんで切り花として売られていたり、ちょっとおしゃれな花束に入っていたりするので、見た事がある方も多いと思いますが、何ともグロテスクな変わった実のなる植物です。
そのうち、実が熟すと風船が割れ、中から綿毛の着いた種が出てきます。
クマゼミの抜け殻もみつけました。アブラゼミの抜け殻より一回り大きいので違いは一目瞭然です。
小学生の頃、夏休みの殆どを沼津で過ごしていた私は、どれだけクマゼミを採ったか解りません。
鳴くのはオスだけですが、その音を出す胸はプラスチックでできているように透き通ったオレンジです。
どうしてそんなきれいな色をしているのか不思議に思ったものです。
こちら横浜ではクマゼミの鳴き声を聞く事はまずありませんが、最近の温暖化で蝉の生息地が北上して来ていると言う話もあります。一説では、東京23区でも鳴き声が確認されたという噂も。湘南では頻繁に聞かれるようになったという話もあります。