クラシック音楽・・
という言葉を辞書で引くと、「古典的な西洋音楽」と出ます。
誰もが一度は聴いた事のある、ベートーヴェンの交響曲第5番(運命)のジャジャジャジャーンという冒頭のメロディ。
クラシック音楽って、馴染めないとか、よく理解できないと言われていますが、意外と世に浸透しているものですネ。
では、「オーケストラ」という、言葉の意味は??
日本語だと、「管弦楽団」。
文字のとおり、「管楽器」と「弦楽器」と「打楽器」で演奏する集団ですね。。
では、「交響曲」とは、何でしょうか?
ベートーヴェンの運命も、「交響曲」ですが・・
つまり、このオーケストラで演奏される音楽が、交響曲です。
ところで、「協奏曲」というジャンルもあります。
先ほどの、オーケストラという壮大な集団に、ピアノソロが加わった状態です。
それを、「ピアノ協奏曲」と、言うのです。。
つまり、オーケストラには専属のピアニストは、いないのです。
いるようで、専属の人って、実はいないのですよ^^
だから、協奏曲の場合は・・
ソロ活動しているピアニストを、加えた状態なのです・
(バイオリン協奏曲も、ありますよ・・)
では、「ピアノソナタ」って言うのは・・
例えば、海外旅行でディナーのためにレストランに行くと、坂本九さんのスキヤキを、ピアノで演奏します。
日本人のお客を見つけると、待ってました!とばかり、突然演奏を始めます^^
(上を向いて、歩こうぉ~)
でも、スキヤキの曲は、ピアノ演奏のために、作曲した曲では無いはずです。
勝手に、ピアニストが、アレンジした演奏模様。
クラシック音楽も同じです。
たいていの曲が、ピアノの独奏のために、作曲はしません。
でも、なかには、作曲家がピアノ独奏のために作曲した曲もあるのです。
つまり、「ピアノ独奏曲」が、ピアノソナタです。
では、ソナタって言葉を訳すと、どんな意味か??
ソナタとは、「曲」という意味ですね。
だから、「冬のソナタ」ってヒットしましたが、訳すと「冬の曲」という、なんか味気ない題名なのです^^
(でもこのドラマの大ヒットで、ソナタという言葉が世間に知られましたが^^)
ここまで、いかがでしょうか?
シンフォニーが、交響曲。
コンチェルトが、協奏曲。
ソナタは、独奏曲。
ちなみにワルツは、円舞曲です。
こういった西洋言葉って、明治時代に輸入されたので・・
日本人になじむ様、翻訳されたわけです。
では、トリオ、カルテットって、ありますね。
漫才のコンビ名でも、有名な言葉ですが^^
トリオは「三重奏」、、カルテットは「四重奏」です。
っで、例えばトリオは、三種類の楽器で演奏します。
例えば、ピアノ、バイオリン、チェロ、とか・・
そして、チェロだけを、8人で演奏する場面も、見た事がありますよね。
オーケストラほどは大げさでなく、少人数の演奏者で演奏する会を、「室内楽」と言うのです。
かつて、お金持ちの貴族が、自分のプライベートの宮殿での演奏会が室内楽、というのが、語源です。
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●●ベートーヴェン交響曲第6番「田園」の演奏動画は、コチラです・・
http://www.youtube.com/watch?v=-GWMApWKQIY&mode=related&search =
指揮者カラヤンと、ベルリン・フィルハーモニー。
これが、世界最高峰の、演奏です。
第5番の運命と同じ、1808年に作曲された曲。
そして、あきらかに運命とは、音楽性が違いますね。
のびやかな気分で、リラックスした流れの曲。
平和な開放感が、大好きです。
●●ベートーヴェンの交響曲第5番「運命」の演奏映像は、コチラです・・・・
http://www.youtube.com/watch?v=5c4x0yuKpeY
説明なしに、超有名なこの曲。
おなじみ、ジャジャジャジャーンです^^
「運命の扉は、こうして叩くんだ!」とベートーヴェンが弟子に話したとか?
という事で、このタイトルがついたのです。。
さぁ、この2曲で、興味を持たれた場合・・
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