オーケストラ(管弦楽団)の編成を知る事も、クラシックを楽しむ為の知識として、大事な部分です。
そして、なにより、基本を知ると、楽しくなります。
バイオリン
最初に、弦楽器から、簡単にまとめてみましょう。
「12型」の場合は、第一バイオリン12名、第二バイオリン10名、ヴィオラ8名、チェロ6名、コントラバス4名。
っあ、もう、お気づきですね。
低音楽器になる順番に、2名づつ減っていきます。
それは、低音楽器になるほど、楽器の指向性が無くなり、音がまんべんなく広がるからです。
次に、木管楽器は、どうでしょうか?
「2管編成」の場合、フルート、オーボエ、クラリネット、ファゴット、これらが2名です。
ホルン
では、金管楽器は、どうでしょうか?
ホルン4名、トランペット2名、トロンボーン3名、テューバ1名。
ホルンが多めですが、ホルンは楽器の音量が弱いからです。
これに、打楽器が加わります。
僕が好きなティンパニー。
その他、トライアングル、カスタネット、タンバリン、木琴、シンバルっと、まるで小学校の音楽室の様な楽器達です。
それと、弦楽器の仲間ですが、ハープも加わります。
まぁ、これは、あくまで一つの例で、色々な編成が他にもあり、これが絶対的すべてではないので・・
でも、基本的な部分は、こんな感じです。
ところで、ハープの演奏者は、男性の場合、スリムで蒼白な方が、多い様な・・
でも、弦をあやつる姿は優雅ですが、ペダルを踏んだりで、けっこうな重労働らしいです。
テューバ
そして、テューバの演奏者は、テューバの様な体形をしています。
(っあ、言っちゃった。マジで怒られそう><)
ほら、飼い主と、飼い犬って、お互いに似るって言うじゃない^^
(ぜんぜん、フォロになってないし・・)
っあ、忘れていけないのが、指揮者です。
コンサートの場合、最初に各楽器演奏者が、各席に配置した後・・
最後に登場するのが指揮者です。
そして、指揮者の登場の仕方に特徴があります。
先ほどまで、みなさんと一緒にいたはずなのに、まるで数十年ぶりに再会するかの仕草で・・
「お~ぉ、お久しぶり~!」っと、演奏者に手招きをしながら登場します。
(これは、ホントですから、確認して下さいね^^)
あと、コンサート会場に行くと、指揮者は後頭部とお尻しか見えないので・・
顔などの表情を知りたい場合は、TV中継で拝見しましょう。
それと、余談ですが、世界最高峰のオーケストラは、ベルリン・フィルとウィン・フィルです。
(というか、本来クラシック音楽とは、ドイツの音楽ですから。)
その他のオーケストラは、チケットの値段で判断しましょう。
(来日時に、2万5千円以上なら、超一流オーケストラです。この値段が基準です。)
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先日、プライベートな時間に、洗足学園音楽大学でチェロの講師をしている方の、演奏を聴く機会がありました。
曲は、サンサーンスの「白鳥」。
ん~ん、やっぱり、道を極めた方の演奏は、違う~ぅって感じでした。
●●「白鳥」のMIDIデータ演奏は、コチラです・・・