来年(2007)の野球界の話題は、ボストンが、注目されるのでしょうか?
そこで、今回の音響の話題は、こちらです^^)
米国のボストン市といえば、「ボストン シンフォニーホール」・・のご紹介です。
言うまでもなく、ボストン交響楽団の本拠地ですね。
そして、1900年に建てられた、歴史のある建物です。
音響的にも、たいへん優れた、人気の高いホールですネ。
ホールは、シューボックス型です。
そして舞台には、素晴らしい、パイプオルガンが構えています。
(パイプオルガンの話題は、次回以降に・・)
座席は、2500席程度なので、ホールとしては中規模です。
このホールの特徴は・・
横幅が狭いのです。
そして、天井が、かなり高いのです。
ホールの「横幅が狭い」という事は・・
横壁から、豊かな反射音を得る事が、できます。
クラシック音楽に重要な、音に包まれた感覚を味わえますので。
そして、「ホールの天井が高い」事は・・
豊かな残響を、得る事が出来るのです。
欧州の教会で・・
それ程大きくないのに、豊かな響きのある音になるのは、天井が高いからなのです。
そして・・
こちらのホールがモデルとなったものが、日本国内にもあります。
そして、ウィーンのシンフォーニーホールの「ムジークフェラインスザール」とも、構造的には似ているのです。