6月8日 旧暦5月16日 庚午(かのえうま) 壬午(きのえさる)
今日は台湾のチョット変わった美容法をご紹介!
台湾では昔からの伝統美容のひとつに「挽面」があります。
これは日本語に直せば「産毛抜き」とでもなるでしょうか?
顔の産毛を糸で引っこ抜いてくれるというシロモノです。
あくまでも伝統美容ですから、洒落たサロンで、などということには
ならず、あくまでも無店舗営業、つまり屋台が中心。
台北市内なら行天宮とか龍山寺の地下街など、
あとは公園なんかにも「挽面」オバサンがいます。
そう、この「挽面」をしてくれるのは、だいたいがオバサン。
若い人は見たことがありません。
やはり伝統美容だからでしょうか?
さて、どんなふうにするかと言いますと
まず、お風呂で使うような小さい椅子に座らされ、
首の周りに汚れよけの布をかけられます。
髪をタオルでターバンにされたり、ピンで留められ、
お顔を丸出しにします。そこに真っ白なオシロイをはたかれ
準備完了!
オバサンは自分の両手に糸を引っ掛け、あと口に挟みながら
お客さんの顔の上を糸がクルクル回るように動かします。
糸がクルクル回りながら産毛を巻き込んで、引っこ抜くって感じです。
まさに職人技!
もう顔中を糸が動き回り、毛なんか一網打尽!
ただし、痛いです!特にまぶたの辺りの皮の薄いとこなんか特に。
終わった後は顔がほてり、多少赤くなったり、ひりひり!
で、アロエをくれるので、アロエの白い部位分で顔をはたきながら
炎症を鎮めましょう、自分で。
結果、顔中の産毛がなくなるので、お顔のトーンが
間違いなく1段階明るくなります。
お化粧ののりもよくなります。
これで1回200元(今だと日本円600円くらい)
台湾御旅行の際に、挑戦してみてはいかがですか?
台湾の伝統美容・・・
ただし、痛いです~
皆様のもとに沢山の「喜喜」が訪れますように♪