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2015年11月30日、1ヶ月ぶりの外来診察日
だった。
採血結果は異常なしで、プログラフ(免疫抑制剤)の減薬が為された。
体調は、10月中旬から最近まで長引いた
風邪により、アップダウンは激しかった。
いまだに、皮疹による痒みが局部的かつ
定期的にあり、足裏は痛い。
皮疹は特に、動き過ぎて疲れた時には
酷くなる傾向があるようだ。
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2015年11月24日、某職業訓練校で面接を受けた。
実は、職業訓練受験に関しては
3度めのトライだった。
1度めはIT系の学校受験だったが、
ハローワークの担当の不備により
エントリすら出来なかった。
2度めもIT系の学校で、管轄外、
他県の学校。
面接なしの書類選考だけだったのだが、
あれよあれよと玉砕。
仕事でPCを使ってきたため、
その講座レベルでは該当漏れになったのか、
それ以外の理由で不合格になったのかは
未だ知る由も無い。
3度めは、IT系と語学系の訓練校を
ターゲットにしようとしていた。
しかし、IT系の訓練学校の見学会予約時に
杜撰過ぎる対応をされて、ターゲットから
外した。
そして、語学系の訓練学校にターゲットを絞った。
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慎重に書類を整え、わたしの病気を認識されたハローワークの職業訓練担当の方と《3度目の正直》を狙った。
語学系の訓練学校とは、《医療通訳士》を
養成する学校だった。
医療通訳士という言葉を、この学校の
カリキュラム概要を通して
初めてしった。
医療通訳士とは、
外国人旅行者が急病や怪我をされた際に、
病院や旅行会社等にて英語通訳をし、
医療従事者と患者の架け橋になる
ような存在だ。
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事前情報では、20名定員のところ、
47名の応募があったと、
担当から言われていた。
実は、わたしは某大学の外国語学部 英米語学科卒なのだが、以前ブログにも記した通り、
大学在学中はモデルや役者の仕事にのめり込み、勉強を真剣にやって来なかった。
しかし、ずっと何処かで考えていた自分が
いた。
このまま、碌に英会話も出来ずでいいのだろうか、と。
若かりし頃は更に、英会話学校にも通ったが、長続きしなかった。
そして、この病気を通して医療について興味を持つ事も出来た。
だから、人生の棚卸し的な気持ちで、
再度英語を勉強するチャンスを与えて
いただいているのかもしれない、と想い、
面接に向けて英語を勉強し直した。
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面接当日には、日本語面接、英語面接が
あり、準備をしていた。
しかし、とある英単語を度忘れしてしまい、
数十秒会話が途絶えた。
ああ、ダメかな…。
とも思ったが、最後まで諦めずに面接官に食い下がった。
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最後に、英語面接が終わる直前、
How level can you speak English and pass?
どのくらい英語が話せれば、面接に合格
しますか?
と問うと、
You are OK,English speaking,
Maybe...Maybe
あなたの英会話で問題ないですよ。
たぶん…たぶんね。。
Maybeは確率の低い場合に使われる
副詞だ。
だから、ダメだろうと思っていた。
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2015年11月28日、医療通訳士養成についての
選考結果の書類が我が家のポストに投函された。
封書が薄かったので、落ちたな…と
思い書類を開くと、
受講者として決定
の文字が目に飛び込んできた。
やったーーーーーーー‼️
*\(^o^)/*
退院後、体調の不安定さが
徐々に安定へと変わっていく中で、
何か手応えが欲しかった。
社会貢献に繋がる、
何かしらの手応えが
欲しかった。
今は何も出来ていないけれど、
わたしも社会の一員であると、
思いたかった。
その入口に立てた事が、
本当に本当に嬉しい。
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これからが、勝負の道ではある。
期間は、本年12月上旬から翌年4月上旬までの4ヶ月間だ。
資格取得をし、働く場が見つかり、
一日も早く誰かのために仕事がしたい。
そのためには、日々勉強し、
心も同時に磨かねばならない。
一年前、骨髄移植の決断をする事ができた
環境に、又その治療による様々なご支援に、
あらためて深く深く感謝したい。