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※写真は、真紅のポインセチア。



✴︎

2015年11月30日、1ヶ月ぶりの外来診察日
だった。


採血結果は異常なしで、プログラフ(免疫抑制剤)の減薬が為された。


体調は、10月中旬から最近まで長引いた
風邪により、アップダウンは激しかった。


いまだに、皮疹による痒みが局部的かつ
定期的にあり、足裏は痛い。


皮疹は特に、動き過ぎて疲れた時には
酷くなる傾向があるようだ。


✴︎


2015年11月24日、某職業訓練校で面接を受けた。


実は、職業訓練受験に関しては
3度めのトライだった。


1度めはIT系の学校受験だったが、
ハローワークの担当の不備により
エントリすら出来なかった。


2度めもIT系の学校で、管轄外、
他県の学校。


面接なしの書類選考だけだったのだが、
あれよあれよと玉砕。


仕事でPCを使ってきたため、
その講座レベルでは該当漏れになったのか、
それ以外の理由で不合格になったのかは
未だ知る由も無い。


3度めは、IT系と語学系の訓練校を
ターゲットにしようとしていた。


しかし、IT系の訓練学校の見学会予約時に
杜撰過ぎる対応をされて、ターゲットから
外した。


そして、語学系の訓練学校にターゲットを絞った。


✴︎


慎重に書類を整え、わたしの病気を認識されたハローワークの職業訓練担当の方と《3度目の正直》を狙った。


語学系の訓練学校とは、《医療通訳士》を
養成する学校だった。


医療通訳士という言葉を、この学校の
カリキュラム概要を通して
初めてしった。



医療通訳士とは、


外国人旅行者が急病や怪我をされた際に、
病院や旅行会社等にて英語通訳をし、
医療従事者と患者の架け橋になる


ような存在だ。


✴︎


事前情報では、20名定員のところ、
47名の応募があったと、
担当から言われていた。



実は、わたしは某大学の外国語学部 英米語学科卒なのだが、以前ブログにも記した通り、
大学在学中はモデルや役者の仕事にのめり込み、勉強を真剣にやって来なかった。



しかし、ずっと何処かで考えていた自分が
いた。



このまま、碌に英会話も出来ずでいいのだろうか、と。



若かりし頃は更に、英会話学校にも通ったが、長続きしなかった。



そして、この病気を通して医療について興味を持つ事も出来た。



だから、人生の棚卸し的な気持ちで、
再度英語を勉強するチャンスを与えて
いただいているのかもしれない、と想い、
面接に向けて英語を勉強し直した。



✴︎


面接当日には、日本語面接、英語面接が
あり、準備をしていた。


しかし、とある英単語を度忘れしてしまい、
数十秒会話が途絶えた。



ああ、ダメかな…。


とも思ったが、最後まで諦めずに面接官に食い下がった。



✴︎


最後に、英語面接が終わる直前、

How level can you speak English and pass?

どのくらい英語が話せれば、面接に合格
しますか?


と問うと、


You are OK,English speaking,
Maybe...Maybe


あなたの英会話で問題ないですよ。
たぶん…たぶんね。。



Maybeは確率の低い場合に使われる
副詞だ。



だから、ダメだろうと思っていた。


✴︎

2015年11月28日、医療通訳士養成についての
選考結果の書類が我が家のポストに投函された。


封書が薄かったので、落ちたな…と
思い書類を開くと、
受講者として決定
の文字が目に飛び込んできた。


やったーーーーーーー‼️
*\(^o^)/*



退院後、体調の不安定さが
徐々に安定へと変わっていく中で、
何か手応えが欲しかった。



社会貢献に繋がる、
何かしらの手応えが
欲しかった。



今は何も出来ていないけれど、
わたしも社会の一員であると、
思いたかった。



その入口に立てた事が、
本当に本当に嬉しい。


✴︎ 

これからが、勝負の道ではある。


期間は、本年12月上旬から翌年4月上旬までの4ヶ月間だ。



資格取得をし、働く場が見つかり、
一日も早く誰かのために仕事がしたい。


そのためには、日々勉強し、
心も同時に磨かねばならない。


一年前、骨髄移植の決断をする事ができた
環境に、又その治療による様々なご支援に、
あらためて深く深く感謝したい。