基点から徒歩4分。
北国新聞の真裏にある、居酒屋さん?「吾林」(ごりん)で、お昼御飯¥1000。
お店の地図は、末尾の食べログからたどってください。
北国新聞の真裏で、南町側から行くのであれば、赤羽根ホールの入り口に向かって進み、そのまま裏の路地へ抜ければよいです。 鞍月用水沿いまで行ったら生き過ぎ、大通りから見て鞍月用水よりも一本手前の路地ですヨ。
良いお店ハッケ~ン!!!
路地にあるので殆ど気がつかないのではと思う佇まい。 暖簾はかかっているのですが、メニュー無ければ店内も見えません。
地雷か?それとも大当たりか? ...腹を決めて暖簾をくぐります。
お店はカウンターのみで8席ほど。
愛想のよい、大将と呼ぶにはお若い方が一人で切り盛りされていました。
伺ってみると、メニューというものは無く、¥1000でお昼御飯をだしているのみとのこと。
お店の雰囲気は落ち着いていて、店内にもメニューらしき書き物が一切ありません。
座るとすぐに冷たいお茶。 無垢の分厚い木のカウンターに腰掛けて、食事を待ちます。
今日のメニューは、米ナスと冬瓜の煮浸しローストビーフ添え、マグロと鯛のお造り、ブリの味噌汁、茶碗蒸し、御飯、です。 なお、メニューは勝手に南町リーマンが書いているので間違っているかも。
当たりです。 地雷じゃないです。
料理も一つ一つ丁寧に仕事されていますヨ。
まず、煮浸しですが、ローストビーフにはホースラディッシュが添えられ、大きな輪切りのナスの上に、オクラ、トマト、冬瓜、と一緒に載せられています。 冬瓜は皮が綺麗に向かれていたので、もしかしたら加賀野菜の太キュウリかもしれません。 (写真はせっかくなので2方向から撮ってみました。)
味が沁みてて、ナスも冬瓜(もしかしたら太キュウリ)が美味しいですヨ。
おつくりは、結構分厚く切られたマグロ3切れと鯛が2切れ。
こちらも新鮮で美味しいです。 ランチのお造りって申し訳程度のモノが多いですけど、今日のお造りはしっかりおかずになりますネ。
そしてブリのアラが入ったお味噌汁。
やや平たい大ぶりのお椀で出されました。 アサツキが散らされており、これが旨い!!!
生臭いお味噌汁って南町リーマンは嫌いなんですが、これは旨い。 下ごしらえがちゃんとされているんでしょうねぇ。
茶碗蒸しは、一見すると小さな入れ物に見えますが、結構、器の底が深くて食べ応えがあります。
夏らしく冷たく冷やしてあり、マツタケ(だと思います)、水菜がトッピングされています。
問題はこれの具材。 間違っているかもしれませんが、底にチーズが入っていたと思います。
食べ進むうちに塩気が強いなと思っていたら底のほうがやや固めの手ごたえ。
木のサジですくってみると茶碗蒸し本体よりも黄色がつよいものがありました。 食べてみるとチーズです、多分。
面白いですね。 勿論美味しいですよ。
写真を撮り忘れましたが、御飯は結構大盛り気味です。
大将によると、特にお昼は宣伝していないそうです。
¥1000という金額自体は、リーマンのランチとしては高めですが、この内容なら納得。
毎日は金額的に厳しいですが、メニューも値段の数字もない、落ち着いた店内で頂く雰囲気も含めて、安いくらいです。
オススメです。