「裁判所の大堕落」(森田義男 著)に一年間の行政訴訟の提起件数の国際比較が出ています。


 日本 約2000件  ドイツ 約50万件   フランス 約12万件 米国 約37000件


 他の先進国より明らかに数が少ないのが分かります。これは日本が米国のような訴訟社会ではないことも関係しているのでしょうがそれだけではありません。


 日本における行政訴訟の原告の勝率は約10%程度(一部勝訴を含む)という低さにもその一因があるのは間違いありません。

 以前から原告側が勝ったという報道をあまり耳にしませんが数字にもはっきり表れているようです。