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またまた、他人様からの抜粋です。
 
先日、携帯のアプリケーショーンを開発、販売している方のお話をお聞きする
機会がありました。
 
無料、有料を含めていくつアプリケーションを提供しているのですが、多額な
広告費は無いので、Twitterとの連携や、ブロガーサイトとの連携などの口コミ
による告知活動をした結果、数万のダウンロードユーザを獲得してます。
 
その中の話題のひとつが、携帯アプリケーションの下の部分に出る広告バナー
のクリック率です。
 
その前に、クリック率について補足します。
一般にアドセンス広告における、クリック率を測る尺度としてCTR(クリック・
スルー・レート)があります。
CTRとは、広告のクリック数を広告の表示回数(インプレッション数)で割った
値です。
 
googleの平均CTRは0.02%(非公開なので、あくまで世の中の推定値です)、
フェイスブックは
世界平均0.04~0.05%と言われてます。
 
今回の話題の広告バナーは2%だそうです。その100倍の要因とのひとつは、バ
ナーのデザインだと言われてました。
携帯の限られたスペースの中に、テキストの説明でなく、子供が押してみたく
なるようなロゴを、バナーの中に並べているシンプルなものです。営業にたと
えると「フック」に工夫があるのですね。
 
参考として、弊社が提供しているビジネス向けのPCの無料サイトにおける、
googleアドセンスのCTRが平均1.5%です。
これは、広告は自分で選べませんが、当サイトがビジネスパーソン向けに特化
しているので、そこに選別された広告が出される仕組みです。このように「タ
ーゲティング」されたサイトは、クリック率も見込めるので、広告単価も高め
に設定されてます。
 
この「クリック率」の話を聞いて、テレアポ活動における「レスポンス率」に
通じるものがあると感じました。
 
「ターゲティング」と「フック」です。
 
DM(ダイレクトメール)は、経験値のレスポンス率を基に、母数を可能な限り
増やしていく方法です。
ここでも、誰に出すかの「ターゲティング」と、開封・クリックを促進するた
めの「フック」は仕組まれます。
ビジネス誌のDMにおけるレスポンス率は平均1%程度と聞いてます。
 
一方、テレアポは、このDMに比べて大量のリストを消化するには向いていませ
んが、相手とオンラインで繋がるのが最大の強みです。すなわち、「フック」
に相当する情報を、相手によって変えたり、増やしたりできることです。
人間アドセンスですね。但し実行には、この「フック」情報をできるだけ多く
手元にもっておく必要があります。
 
私自身、既存のお客様へ電話するときには、HP(ホームページ)を眺めながら
電話するようにしております。
ニュースや、新製品の発表、採用、引っ越し、取引先など、「フック」話題が
その場で選べ、お客様からのトークが多くなり次の提案に役立つからです。新
規開拓の場合はそうは簡単にいきませんが、取り次いで頂くための「フック」
として展示会出展、新製品、採用活動などは役に立ちます。
 
HPの情報を工夫して使うことで、「ターゲティング」や「フック」情報として
活用し、テレアポの「レスポンス率」の向上に役立てて下さい。
 
★0.02や0.05%などという比率 それでも分母が大きいからビジネスになるんですね。
それにしても2%ってのは脅威的!
最近、新規のお客様などやはり弊社HPを見ながら電話でのお話というケースが
後半の話のように増えてきました。
販売をしているわけではないですが、作りっぱなしのHPではいけない、
更新を増やして恥ずかしくない「顔」にしていかないなぁと改めて思いました。