切腹~HARAKIRI~ | 中谷良子の落書き帳

中谷良子の落書き帳

核武装・スパイ防止法の実現を

元System of a DownのSerj Tankian(サージ・タンキアン・Vo)のNew Albumのタイトルが

『切腹HARAKIRI』!!

$Jellyの~日本のタブー~


というので、手にしてみた。

バンド以外にも非営利政治団体『Axis of Justice・正義の枢軸』を組織して、Americaのイラク攻撃反対運動など、極左政治活動家として様々な社会活動を積極的にしている顔も持っている彼だけに、どんな意味合いがあるのかと思えばやはり予想通りといったところ。

MTVのInterviewで『切腹』というAlbum Titleについて、以下のように述べています。

Dividers Graphic for hi5
「2011年は火事から始まった。ニュージーランドにあるピハというエリアで子供たちが花火で遊んでいて、その火が俺の近所の家に飛び移り、その周辺全域を焼きつくしたんだ。その時、この年はとんでもない年になるなって予感がしたんだけど、まさしくそうなったね」とサージは振り返った。

「それから5日も経たないうちに、世界中でとんでもない数の鳥や魚が死に始めている、というニュースが飛び込んできた。そういった兆しが俺にある効果を与えたんだ。地球上のさまざまな生き物がハラキリ(切腹)をしている。彼らは俺たちが知らないような来たるべき出来事、もしくは現代の環境が継続することによる危機を感じているのかもしれない。この日から俺はこの作品を書き始めたんだ」

~引用終わり~


彼はレバノンの首都ベイルートで生まれ、7歳のときに両親と共にAmericaの西海岸LAに移住したアルメニア系のAmericanです。

アルメニア人虐殺という史実について世間の認知度を上げて、音楽の発展に貢献したことでアルメニア首相から表彰されたこともあります。

政治活動家(ちなみに彼が元Rage Against The MachineのGuitarist、Tom Morelloと結成したNPO法人の団体名『Axis of Justice』は、Bush大統領がフセインを指して「悪の枢軸」と呼んだことにちなんで名づけられたんです)+動物愛護も盛んにやっておられ、KFCの食肉処理のやり方にずっと抗議をされているバリバリの極左おじさんです(笑)

Dividers Graphic for hi5
『切腹~HARAKIRI~』


【日本語訳】
俺たちは昼間の鳥
空に逆らって飛ぼうと決意する
自らの夢の中で、俺たちは皆、目を覚まし
死ぬために生まれた者たちにキスをする

俺たちは老いていく群衆
お互いを傷つけながら生きている
自らの夢の中で、俺たちは皆、目を覚まし
死ぬために生まれた者達にキスをする
死ぬために生まれた、死ぬために生まれた

ニベの群れが
ハラキリして浜に上がってきた
クロウタドリが
何千羽も空から落ちてきた
ワキアカツグミが
遠い海から流されてくる
地面に曲げられて

彼らは太陽に報いた
彼らは太陽に報いた
でも彼らは自由だと俺は信じる
彼らの時が終わったとき
唯一の存在によって沈められた
でも俺は彼らが自由だと信じる
太陽に洗われて

俺たちの像は
そびえ立つ時代の建造物
賢者のやり方で損なわれた
未来は全歴史をひとつの犯罪と見なすだろう
だから父よ、立ち上がる時を教えてくれ

彼らは太陽に報いた
彼らは太陽に報いた
でも彼らは自由だと俺は信じる
彼らの時が終わったとき
唯一の存在によって沈められた
でも俺は彼らが自由だと信じる

俺たちは昼間の鳥
空に逆らって飛ぼうと決意する
自らの夢の中で、俺たちは皆、目を覚まし
死ぬために生まれた者たちにキスをする

俺たちは老いていく群衆
お互いを傷つけながら生きている
自らの夢の中で、俺たちは皆、目を覚まし
死ぬために生まれた者達にキスをする
死ぬために生まれた、死ぬために生まれた

彼らは太陽に報いた
彼らは太陽に報いた
でも彼らは自由だと俺は信じる
彼らの時が終わったとき
唯一の存在によって沈められた
でも俺は彼らが自由だと信じる

彼らは太陽に報いた
彼らは太陽に報いた
でも彼らは自由だと俺は信じる
彼らは自由とだと俺たちは信じる
だって彼らは俺なんだ
太陽に洗われて


$Jellyの~日本のタブー~