音沙汰なしとニホンヒキガエルと運だめしと新天地について☆ | 司法書士講師・三枝りょうのブログ

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司法書士試験の受験情報を中心に、日々考えたことを書き連ねていきます。

皆さんこんにちは,司法書士講師の三枝りょうです。

 

受験申請が一旦中止されている令和2年度司法書士試験について,今後の動向を5月中旬をめどに法務省ホームページ上で公表するとのことですが,5月11日時点では未だ音沙汰なしです。
ステイホームを続けさせられている司法書士受験生さまも多いことでしょう。色々と我慢の限界なのは承知しています。
が,しかし,自暴自棄になっても状況は改善しません。

 



おたまじゃくしの池の近くを通ると路面に黒い粒が落ちていました。
『なにこれ?』 と思い,黒い点々を拾ってみると,池から這い出て,草むらへ向かう途中のニホンヒキガエルでした。完全に変態しています。

池と草むらの間には幅3メートル程度の歩道があります。
緑道ですからクルマこそ通らねど人と自転車の往来はかなりあります。

体長1センチにも満たない,成りたてのカエルにとって最初の試練が 『道路横断』 です。
エサにありつけるとか,天敵に襲われないとか,自然界の厳しさの前に,『向こうまで辿り着けるか踏まれるか』 という,『命をかけた運だめし』 が用意されているという,滅茶苦茶に過酷な人生です。
残念なことに道路にはかなりの数の黒いシミができていました。カエル愛好家以外に気がつけというのが無理なサイズです。

 



それでも彼らは 『カエル』 となった以上,池に留まる訳にはいきません。いかなる試練が待っていようとも,これから生き延び成長するには前進あるのみです。
似たような境遇にもかかわらず互いに助け合うこともなく,我は我,1匹また1匹と池を出て,石段を上がり,道路を,いやその先の新天地を目指して,一歩一歩,1センチ1センチ,自身で決めたルートで歩んでいきます。
 

本能だから当たり前と言ってしまえばそれまでですけれども,何ものも恐れぬ(ように見える)勇気ある行動にグッと来ます。
司法書士受験生さま,合格すると決めた以上,あなたも粛々と前進あるのみです。

私はいつだってあなたを応援しています。

 

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