天寿を全うとショウジョウバエとキノコバエと幼虫体重について☆ | 司法書士講師・三枝りょうのブログ

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司法書士試験の受験情報を中心に、日々考えたことを書き連ねていきます。

皆さんこんにちは,司法書士講師の三枝りょうです。

 

そうでした。昨夏に羽化した長寿カブトムシは,2019年1月18日,天寿を全うしました。
犬猫と異なり家族同様というステイタスまで至らないので泣いたりはしませんが(末娘は涙していましたけれども),一般的な成虫寿命(3か月)の2倍長生きしたカブトムシがケースからいなくなるのは寂しいものです。

 



幼虫飼育日記です。
ヘラクレス・ヘラクレスの幼虫です。ヘラクレスオオカブトムシの原種です。ジ・オリジン。

昨年11月に土替え(マット交換)をしました。
次回は2019年2月下旬を予定していたところ,マットに 『キノコバエ』 が発生したため1か月前倒しして交換することにしました。

コバエとダニ。

これが昆虫飼育の鬼門です。後者については,ブリード個体で問題となることはありません。
 

りょうこ先生は,クワガタムシについては成虫を購入して昆虫ライフを楽しんでおります。プロあるいは 『趣味の域を超えてるっしょ』 レベルのセミプロ愛好家から入手したブリード個体でコナダニ等のダニに悩まされたことは一度もありません。
対して野外採集個体は,誰から購入しようが100%ダニ付きです。自然界においては 『共生』 が基本ということでしょう。当方がブリード個体(表記は『CB』)しか購入しない理由の一つです。なお,野外採集個体は,『WD』 と表記されます。ワイルドだろ。

そんなことはさておいて。購入後に自宅において問題となるのが 『コバエ』 です。
昆虫飼育では,大きく分けて2種類のコバエ対策が必要です。

まずは,『エサ系』 です。昆虫ゼリーを目当てにやってきて繁殖するのが 『ショウジョウバエ』 の系統です。このコバエは,昆虫ゼリーのみならず,食卓/台所のフルーツにもたかるので最悪です。
対応策は,ミタニの 『ディフェンスシート』 です。飼育ケースと蓋の間に挟んで使用する透明のビニル製シートで,これさえあれば完璧です。
100円ショップでも不織布製の類似品がありますが,昆虫の様子が見えなくなってしまうため本末転倒です。


難しいのは,もう1種の 『マット系』 です。
上述の 『キノコバエ』 の系統です。これがですね,非常に厄介です。

確認的に申し上げておきます。これは,カブトムシ/クワガタムシ飼育の基本です。
幼虫用の土と成虫用のそれは,まったく別物を使用します。

成虫飼育用は,『ひのきマット』 と申して,針葉樹を素材としたマットを使用します。
りょうこ先生は,いび森林資源活用センター製・昆虫飼育用マット 『クワガタのおふとん』 を愛用しています。
岐阜県産のスギ・ヒノキの間伐材100%使用の天然飼育マットです。だそうです。

上記マットにマット系のコバエは湧きません。当該マットはキノコバエのエサにならないから。
つまり,『ディフェンスシートを用いて成虫飼育をする』 だけならば,これでコバエ問題はすべて解決します。

キノコバエはですね,幼虫飼育用のマットに発生します。観葉植物の土に湧いたりするのもこの系統のコバエです。
感染源は不明です。どこからともなくやってきて繁殖します。

キノコバエのポイントは,『とにかく鬱陶しい』 です。ショウジョウバエのように食品にたかることはないため,実害はありませんが,とにかくウザい。
ヒョロヒョロと飛び回ってはすぐにヒトに取り潰され 『なんちゅう生命力の弱いやっちゃ』 と一瞬誤信しますが,繁殖力が鬼です。いったん狙われたマットはもうですね,キノコバエの海です。
発生してしまったキノコバエの対処方法は,唯一 『マット全交換』 です。りょうこ先生はマット交換後,当面の間はケースごと大きなビニル袋に入れて,外部との接触を完全に遮断します。

 



幼虫の体重がようやく100グラムを超えました。
昨年11月24日の計測時に89グラムでしたから,まあまあ順調と申し上げてよろしいでしょう。安心しました。

 

 



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