平成26年度司法書士試験出願状況と推定合格者数について☆ | 司法書士講師・三枝りょうのブログ

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司法書士試験の受験情報を中心に、日々考えたことを書き連ねていきます。

皆さんこんにちは,司法書士講師の三枝りょう@オナ禁継続中 です。
本試験までこれ書きます。男子受験生さまガンバ!です。
あなたの合格体験記には,ぜひこのネタ書いてほしいから。えぇ。


さて。

平成26年度司法書士試験の出願状況が発表されました。
詳細は,各自で法務省ホームページを確認してください。


今年の受験申請者,つまり出願者は,2万4,537名です。
ざっくり申し上げて,昨年度より2900名減少しました。


平成22年度をピークに3年連続で減少です。
ピーク時が3万3,166名で,それ以降,ざっと2000名ずつ減少してきましたが,下げ幅としては今回が最大値です。
受験業界としては暗い話題ですが,受験生にとっては合格してしまえば新規参入の商売敵が少なくてよろしいということです。


それはさておき。
例年のとおり,本年度司法書士試験の合格者数を試算してみましょうか。
いわば推定合格者数です。


平成25年度の試算は,平成25年6月27日記事 にあります。
概ねビンゴであることを確認してみてください。


まずは,本年度の実際の受験者数を試算します。
午前/午後,丸一日きちんと受験をした人数,つまり土俵に乗った人の数です。


24,537 * 0.82 = 20,120.34


小数点以下四捨五入で,2万120名です。
試算上の受験者数です。


その数字をベースに,本年度司法書士試験の筆記試験合格者数(推定値)を算出します。
筆記試験合格者数 ≒ 最終合格者数です。


20,120 * 0.0353 = 710.236


はい。出ました。
小数点以下四捨五入で,710名です。
これが試算上の今年の合格者数です。


なお,平成25年度の最終合格者数(確定値)は,796名です。
母数が減少すれば,合格者数も減少するのが,司法書士試験の特徴です。
○点取れば合格する,という試験ではないということです。


翻って申し上げれば,どのような難問奇問が出題されようが,己の能力を最大限発揮して,上位に食い込んでくれば,必ずや合格は見えてきます。
ここから先は,『闇雲にがんばる!』 のではなく,頭の中に710個の椅子をイメージしながら,そのうちの1つを獲得するためにがんばる!』 ことを意識してください。


目標は,明快な方が追いかけやすい。
そういうことです。毎年申しております。


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井の頭恩賜公園です。

そして梅雨時の井の頭池です。モワッとしています。