生き抜くことこそ、ディファイアンスなのだ・・・ | 日刊 棟方諒

日刊 棟方諒

The psychological Momentサイコ棟方諒のブログ。マイペースな自分のこと、ステージのことや日々のことを綴って行きます♪

今日は風も強くて花粉症の編集長にはツラい一日でしたa(^_^;)A。
そして天気予報を見たら、本日栃木県にはマークが・・・!?
運転を気をつけるよう、心掛けませう♪

劇場映画の感想です。

人間として生きる為の抵抗(ディファイアンス)だった・・・
日刊 棟方諒-劇場 ディファイアンス 画像
洋画『ディファイアンス』 movie.goo.ne.jp


第二次世界大戦中の1941年。

ナチス・ドイツのユダヤ人狩りにより、

両親を殺されたユダヤ人の兄弟は、

ポーランドに隣接する森に身を隠した。

やがて森にはドイツ軍の迫害から逃げてきた、

ユダヤ人が次々と助けを求めて集まって来る・・・

食糧難寒さの中、人間らしく行き抜くことを心に決め、

肉体も精神も極限状態で過ごす冬を超えると、

ナチス・ドイツの追っ手はすぐそこに迫っていた!?


ビエルスキ兄弟。

1941ナチス・ドイツの独裁政権下、

1200人のユダヤ人のを守り抜いた兄弟です。

彼らはただの農夫と商店主でした。

如何にして彼らが偉業を成し遂げたのか・・・!?


時に激しく、時に優しく、

時に残酷に生々しく、

時に迷い、時に決断し、

人として人らしく生きることを選択した人々の、

希望に辿り着くまでが描かれている作品です。


考え方の違いから激しくぶつかり合う兄弟。

一人は共同体を形成して皆が共に生きる道を選び、

一人はソ連赤軍で激しい戦闘に身を投じる。

一度は道を違える兄弟・・・


森の中で厳しい冬を過ごす共同体。

あまりにも人が生きるには過酷な状況。


一方、ソ連赤軍内でもユダヤ人故に、

下等な扱いを受けることになってしまう実態。


そして、最大の難関を越えた時、

道を違えていた兄弟が解り合う。

感動で目頭が熱くなりました。


自由な日々を手に入れることが、勝利・・・

少なくとも、人間らしく死にたい・・・


ユダヤ人迫害に関する映画は幾つか観ましたが、

本作品は『シンドラーのリスト』に匹敵する名作だと思います。


知られざるユダヤ人の真実の戦いの物語。

素晴らしい!


★★★★★




今夜の棟方編集室に流れるBGM♪
THIRD EYE BLINDのアルバムBLUE
現在2曲目 WOUNDED