金曜日。




仕事先に向かう日だったのですが、大変でございました。




雪に、乗り換えに、降りた駅に途方に暮れました。










まずは、特急に乗り換えの八王子に着いたら、外はすごい雪。



「ひええ~」

電車が動かないのではないかと、おののきました。
(ディレクターさんは、八王子がすごい雪と聞いて、僕が来れるか心配されていたそうです。。。)




傘は折り畳みしかなく、しかも、キャリーバックの奥底にしまうという失態をやらかしまして。

めんどくささと、役に立たなさを思い、
「ま、いっか」
と、雪の中をとぼとぼと駅まで向かいました。





電車は、定刻通りにやってきてくれて、席にも座れ、出発しました。









さて、次は「乗り換え」



甲府駅に着いて、ホテルの最寄り駅に向かおうと乗り換えようと思ったら、次の電車まで40分ほど待ち~。

まあ、これは予想していたのですが、
困ったのは、待っている場所がないこと。

電車から降り立った外は、めちゃくちゃ寒く、

「お~い。どこで待っていればいいの~」
と、途方に暮れました。





キャリーバックを引きながら、右往左往していると、離れたホームに待合室なるものを発見。

「ラッキー!」
と、そちらで暖をとらせてもらうことにしました。





しばらく「ほ」っとしていると、

そこのホームでの最終電車が出発のアナウンス。

駅員さんらしき人が、
「最終ですよ。乗り遅れますよ~」
と、中にいる人に早く乗るよう促しました。

座っていた皆さんは、早く乗らなきゃと、急いで外に出て行きました。





僕は、違うホームでの電車を待つ人。。。





駅員さんは、
「この人だけ、なんで急がないの」
みたいな不審な顔をして、去っていきました。





で、一人、ぽつ~ん。





「じゃあ、移動しますかね」
と、僕が乗るホームへと向かいました。









そして、電車に乗り、ホテルの最寄駅に到着。



お仕事頂いた事務所の方からは、
「駅から遠いから、タクシーに乗って、ホテルに向かっていいですよ」
とメールを頂いていました。

「もう、遅いし、タクシー乗っていくかな」
と、甘えさせて頂くことに決めました。





そんな期待を乗せて、駅に到着~。





降りる皆さんは、全員、一番前のドアから出て行きます。

「ん?もしかして。。。」
僕も、続いて外に出ました。
運転手さんに切符を渡して。



「ありゃりゃ~」

はい。予想通り、無人駅でした。

駅は灯りがついてはいますが、人っ子一人いません。



さらに、駅前は何もありませんでした。



もちろん、タクシーさんもいらっしゃいません。





「ひえ~」
どうすればいいのか、途方に暮れました。





大きい通りまで出て、タクシーを捕まえなくては行けないのかな。
でも、こっちはタクシーの運転手さんは車を流してくれているのかな。

歩いて行かなくはいけないかも。。。そんな思いもよぎりました。







で、駅前を右往左往していると、タクシーの看板を発見。

「御用の方はこちらにお電話ください」
と。

「おお」
と早速、電話しました。

すると、すぐに対応してくれて、タクシーをこちらまで出してくれました。







タクシーに乗って、

「ほ」
っとしました。









いやいや、仕事前にこんな身がきゅっとなることがいっぱいあるなんて。



雪はない街並を見ながら、明日からの仕事のことを思い遣りました。