こんにちは。ごぶさたごぶさたの此処。

夏がすっかり遠くへ、秋がやってきた。

日に日に涼しくなる夕方の空気に、心がやられます。

どうして涼しくなると物悲しくなるのだろう。

電車が過ぎて行くのを待っている 踏切の前。

夕方の薄暗い青の中、じわじわと淋しさがやってくる。

夏が恋しい。

過ぎて行った出来事はいつだってきれいで少し淋しい。

でも
夏に作っていた少し大きめの作品が、全然ダメで。

もう全部最初からやり直した。

でもあまりに気の毒なので試刷りをポストカードサイズに切り切り。

いつか使うことがあるかもしれない。

この作品は
昔の日記をみていたら
夏の作品が作りたくなった。

今少しまとめた文。

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一人暮らしの頃のこと。

家に帰っていつもと同じ場所に座る。
ビールとおつまみで夜ご飯。
テレビはつけっぱなし。
ポワンとしたオレンジ色の灯りを一つだけつける。

生活はいつも繰り返しだけど
今日は少し一段落。
ささやかな お疲れさまの気分。

一人で飲むビールは酔うなあ。

テレビでは日焼け止めのCMが流れている。
青い青いプールを泳ぐCM。

窓からは街灯のオレンジ色の光と車が走っていく音が入ってくる。

夏がくる。

今年はどこか行けるかな。行きたいな。

あのひとは元気かな。連絡してみよかな。

そんな夏の入り口のある夜。
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確かすごく気分のいい夜だったのを覚えている。

夏のぴーす。









またちゃんと形にしよう。

来年の夏を楽しみにしとこう。

サンマたべよう。秋。
日本酒のんでさ。