ショパン(ヴィアルド編曲)16歳(原曲マズルカ31番)、僕を愛して(原曲マズルカ23番)
リスト 私が眠りにつく前に
ショパン ワルツ2番
ベッリーニ 清教徒 あなたの優しい声が(ナポリ版)

アーン ヴェネツィア方言による歌「ヴェネツィア」より
    第1曲あどろむ水の上に、第5曲 なんてこった
ビゼー こころを開いておくれ(スペインのセレナーデ)
モンサルバジェ 「5つの黒人の歌」より第5曲黒人の歌
ララ グラナダ

アンコール アーンの歌曲

小野 和歌子(メゾソフプラノ)
永野 光太郎(ピアノ)

ブログで大活躍されているmichelangeloさんからお誘いを頂き、
シャネルのピグマリオンシリーズのコンサートへ。
銀座松屋前のシャネルビルの4階です。

ココ・シャネルが芸術家のパトロンであったことは有名ですが、
ピグマリオン(伸びゆく才能の庇護者)として若手芸術家を支援していたことに
倣ったコンサートだそうです。

大学院を出たばかりの人たちが主体と思いきや
既にかなりの研鑚を積み、各地で活躍している方が出演されています。

小野氏も30歳前後とお見受けしますが、
チューリッヒ歌劇場で研鑚し、新国立劇場でも出演されているようです。

到着が遅れて、ショパンのワルツ2番以降から聴かせてもらいました。
驚いたのは、メゾが清教徒のアリア?と思ったのですが、
ナポリ版といわれるもので、通常より3度低く編曲されています。

徐々に声に潤いが出てきて後半になればなるほど、
表現が鮮やかになっていきました。
特にモンサルバジェ(この名前を聴くと濱田滋郎氏を想い出します)での
リズムに乗った表現力は素晴らしい。

シャネルとは縁のない人間でありましたが、
少し身近に感じることができました。

終演後はmichelangeloさんと少しお話をさせて頂きました、
バイタリティ溢れる方で、特にティーレマンへの情熱に圧倒されました。
非常に前向きに挑戦されてる方で刺激を受けました。
小生も何かに挑戦せねば(笑)

では。