Maxim Vengerov Violin Recital

 

Time: 2016-12-09 20:00    Friday

Add:Venue: Shanghai Symphony Hall - Concert Hall

Violin: Maxim Vengerov
Piano: Vag Papian​

Schubert: Sonata for violin & piano in A major, D.574"Duo" 22’

Beethoven:Sonata for violin & piano No.7 in C minor, Op.30/2 "Eroica" 26’

--

Ravel:Sonata for violin & piano No.2 in G major 18’

Heinrich Wilhelm Ernst:Variations on “The Last Rose of Summer”for violin solo 9’

Paganini: Cantabile, for violin & piano in D major, Op.17  4’

Paganini (arr. Fritz Kreisler): Variations on ‘I Palpiti’, Op.13 10’

アンコール

クライスラー2曲、ラフマニノフ ヴォカリーズ

 

ヴェンゲーロフは東京では近年ヴェンゲーロフフェスティバルか何かと銘打って

コンサートを開いていたでしょうか?

残念ながらそれは聴いていなかったのですが、上海でのリサイタルに行くことができました。

そんなに背は高くない人ですが、体格良く朗々とした響き。

輪郭が明確な音作りで、ある意味わかりやすい上手い人であります。

最初のシューベルトは肩慣らし的(この曲は録音も含めて初めて)

次のベートーヴェンの7番ソナタは、推進力も十分。

表題に英雄とプログラムで記載されていましたが、

これは中国だけ?日本ではこんな表題ありましたっけ?

後半のラヴェルのソナタ、これは2番との記載がありましたが・・・、

1番ってどれを指しているのだろう・・・・二重奏の方かな。

1楽章の緻密な構成、2楽章以降のブルース風の旋律やリズム感が心地よい。

ここからはヴィルトーゾ、エルンストは有名なあのソロ曲ですが、

これは恐れ入谷の鬼子母神、家で聞く気にはなりませんが、

ライブだと非常に興奮されられる超絶技巧曲、気合を入れながらも

楽々弾きこなすヴェンゲーロフも凄い!

パガニーニとアンコールはThis is ヴァイオリンリサイタルという感じですね。

それにしても若い観客が今日は多いし、ほとんど満員でした。

ちなみに今日の席は1階4列目の舞台方向を向いて左方向、

少し首が疲れますが、280元の席(最高席は580元)、

現在1元=16円なのでコスパ良かったです。

では。

 

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2016年11月6日(日)、12日(土)共に東京文化会館

日本への一時帰国の時期は、ウィーン国立歌劇場の来日公演に合わせて決めました。

残念ながらフィガロとアリアドネは予定が合わなかったのですが、

ワルキューレは2日間観ることにしました。

初日の6日は3階で(これは直前のディスカウントチケット)。

2回目の12日は1階4列目でした。

演出は動きは比較的少なく、それほど何か演出的に面白味がある訳ではありませんが、

細部の演技はきちんと指示が行き届いていました。

 

歌手陣では、ブリュンヒルデのシュテンメが前評判通りの素晴らしい歌唱。

決して叫ぶのではなく、あれだけの声量でしっかりと歌として聞かせるところは流石。

ブリュンヒルデやイゾルデが当たり役となっているのも納得。

 

コニェチュニーも大変な声量、文化会館でもビンビン響き渡っていましたし、

表現も一本調子ではなく、工夫も随所に感じられました。

一方、声質がハイバリトンのような感じも受けるので、昔から聴き慣れている

ヴォータンの歌唱に慣れている人にとっては少し軽く聞こえたかもしれません。

私はあまりバス過ぎるヴォータンは好まないので、人間臭いともいえる今回の

コニェチュニーの歌唱は評価しています。

 

嬉しい驚きはヴェントリスのジークムント。

若々しく、声の伸びもあり安定感は抜群、この人、以前聞いたことがあるはずですが、

思い出せない程度の印象だったようですが、今回は大いに評価したいと思います。

 

ラングのジークリンデ、この人は最近イゾルデやブリュンヒルデも歌っているそうですが、

やはり本領はオルトルートやブランケーネなどのメゾ役でしょう。

ジークリンデは第1幕は音程もやや不安定で、それなりのご年齢(失礼)ということもあり

やや痛々しさも観ていて感じてしまいました・・・・。

一所懸命なところは良いのですが・・・・、他の若手でも良かったでしょうに。

 

ワルキューレのフリッカは出番は比較的少ないのに、拍手を比較的貰いやすい役どころ。

シュースターは初めて聞きましたが、なかなかの貫禄。フンディンクのアンガーは最近

頻繁に名前を聴くようになりましたが、ギョロっとした目力もあり、迫力も十分でした。

 

アダム・フィッシャー、バイロイトやブダペストでのワーグナー演奏でここ10年ほどはワーグナー指揮者としても著名になっています。オケの音で歌手の声をつぶさないオケの音量コントロールや楽器間のバランス調整は流石は偉大なカペルマイスターで、歌劇場や歌手から信頼されている指揮者だということは理解できました。一方、ワーグナーを聴く上で私が求めるある種の法悦感というか高揚感、うねりのようなものは感じることができませんでした。このウィーンのオケの良さも引き出していたのですが、感激に浸って呆然として帰宅する、ということはなかったのも事実です。普通オケの聞かせどころになる、第1幕の終盤や第2幕のブリュンヒルデがジークフリートを助けることを決意する場面などは、もう少しためもほしかったところ。しかし、特に12日の第3幕は実に音楽的で迫力も十分でありました。

 

では。

リヒャルト・ワーグナー作曲 「ワルキューレ」 全3幕
Richard Wagner Die Walküre Der Ring des Nibelungen 1.Tag des Bühnenfestspiels

指揮:アダム・フィッシャー
Dirigent:Adam Fischer
演出:スヴェン=エリック・ベヒトルフ
Regie:Sven-Eric Bechtolf
美術:ロルフ・グリッテンベルク
Bühne:Rolf Glittenberg
衣裳:マリアンネ・グリッテンベルク
Kostüme:Marianne Glittenberg
ビデオ:フェットフィルム(モンメ・ヒンリスク&トルゲ・メラー)
Video:fettFilm (Momme Hinrichs und Torge Møller)
音楽指導:トーマス・ラウスマン
Musikalische Studienleitung:Thomas Lausmann
再演演出:ビルギット・カイトナ
Szenische Einstudierung :Birgit Kajtna

ジークムント:クリストファー・ヴェントリス
Siegmund:Christopher Ventris
フンディング:アイン・アンガー
Hunding:Ain Anger
ヴォータン:トマス・コニエチュニー
Wotan:Tomasz Konieczny
ジークリンデ:ペトラ・ラング
Sieglinde:Petra Lang
ブリュンヒルデ:ニーナ・シュテンメ
Brünnhilde:Nina Stemme
フリッカ:ミヒャエラ・シュースター
Fricka:Michaela Schuster
ヘルムヴィーゲ:アレクサンドラ・ロビアンコ
Helmwige:Alexandra LoBianco
ゲルヒルデ:キャロライン・ウェンボーン
Gerhilde:Caroline Wenborne
オルトリンデ:ヒョナ・コ
Ortlinde:Hyuna Ko
ワルトラウテ:ステファニー・ハウツィール
Waltraute:Stephanie Houtzeel
ジークルーネ:ウルリケ・ヘルツェル
Siegrune:Ulrike Helzel
グリムゲルデ:スザンナ・サボー
Grimgerde:Zsuzsanna Szabó
シュヴェルトライテ:ボンギヴェ・ナカニ
Schwertleite:Bongiwe Nakani
ロスヴァイセ:モニカ・ボヒネク
Roßweiße:Monika Bohinec
ウィーン国立歌劇場管弦楽団、ウィーン国立歌劇場舞台オーケストラ
Orchester der Wiener Staatsoper, Bühnenorchester der Wiener Staatsoper
プロンプター: ワルター・ゼッサー
Maestro Suggeritore: Walter Zessar
◆上演時間◆
第1幕 Act 1 15:00-16:10
休憩 Pause 25 min
第2幕 Act 2 16:35-18:10
休憩 Pause 30 min
第3幕 Act 3 18:40-19:50

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第120回定期演奏会

2016年 11.11(金)19:00~
東京オペラシティ コンサートホール:タケミツメモリアル


J. S. バッハ
《ミサ曲 ロ短調》 BWV 232 全曲


指揮:鈴木雅明
ソプラノ:朴 瑛実、ジョアン・ラン
アルト:ダミアン・ギヨン
テノール:櫻田 亮
バス:ドミニク・ヴェルナー
合唱・管弦楽:バッハ・コレギウム・ジャパン

 

大バッハの作品で一つだけ選びなさい、と言われたとするとマタイ受難曲を挙げる方も多いかと想像しますが、私の場合は、色々と悩んだとしても、最後はロ短調ミサのような気がします。今日のコンサートでもそれを確信しました。

 

全く鋭角的ではなく、曲によっては正統的(正し)過ぎて、インパクトに欠けることもない訳ではありませんが、特に最近リリースされるディスクは曲そのものの魅力が極めて高いレベルで伝えてくれるものばかりです。今日の演奏もその至芸を堪能させてくれました。

おなじみにのソリストですが、いつもの通り合唱も参加するスタイルですが、BCJのスタイルと同様、個性などは強調せず、極めて音楽的な歌唱、それにその透明感の素晴らしこと。冒頭のキリエから確信に満ちた鈴木の指揮で大バッハの宇宙に連れて行かれました。

 

帰国時にスケジュールが合いこの名演に接することができたのは幸運でした。本日もそうですが、翌日12日の埼玉公演もチケット完売とのこと。むべなるかな。

 

では。

 

 

 

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日時・場所:
2016年11月10日(木) 19:00
東京オペラシティ コンサートホール
7:00p.m. Thursday, November 10
Tokyo Opera City Concert Hall
出演:
舘野泉 Izumi Tateno (ピアノ, Piano)
高関健 Ken Takaseki (指揮, Conductor)
東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団 Tokyo City Philharmonic Orchestra

池辺晋一郎:ピアノ協奏曲第3番
「西風に寄せて~左手のために」(舘野泉に献呈)
ヒンデミット:管弦楽付きピアノ音楽 作品29 (左手のためのピアノ協奏曲)
シュタール:オーケストラと左手のためのファンタスティック・ダンス
ラヴェル:左手のためのピアノ協奏曲

 

この日は所用があり、後半からの参戦。

事前には全く知らなかったのですが、この日は後半から天皇皇后両陛下も観覧されました。

私の座席が意図せず、両陛下から3メートルの位置で、席まで歩かれる通り道沿いでしたので、本当に真横をお通りになりました。コンサート終了後は皆さんに会釈され退出される際、私も思わず起立し頭を下げたところ、最初は美智子皇后、その後に天皇陛下御自身が私の目を見て、ありがとう、と仰って頂きました。何も考えず気楽な服装だったので何だか恥ずかしくなりました。私の席の横は皇宮警察なのかSPの方が座っていました。

 

演奏はシュタールの面白い曲、この人は確かウィーンフィルの第2ヴァイオリンでの名物奏者で確かウィーンフィル来日公演でもこの人の曲が演奏されていましたっけ?

若い頃、ヘルシンキの音楽院でピアノを学んでいたそうで、その時の恩師が館野泉だそうです。世界各国の舞踏音楽(というよりリズム)をモチーフにした作品でした。作曲者自身も招待されていたようで、両陛下の近くに座って、演奏後は起立して館野を称えていました。前半で演奏された曲の作曲家である池辺晋一郎(ダジャレ王)の姿も。

最後はラヴェルの左手協奏曲。やはりこの曲大好きです。過去の実演ではジャン フィリップ・kラールとウゴルスキの演奏がベスト。今日の演奏は80歳なのでテクニック的には少し苦しいところもありましたが、意外にほかの演奏では聞こえてこない音が低音で響いたり、カデンツァの繊細な響きなど曲のすばらしさと共に、館野の演奏にも感服。そう言えば館野の演奏は録音では何度も聞いていますが、コンサートは20数年振りではないかしらむ。確か邦人作曲家のピアノソナタだったかと。アンコールは赤とんぼの変奏曲、抒情的でもあり巧みな編曲とも相まって大変素晴らしいものでした。では。

 

 

 

大序 二段目 三段目 四段目10月、11月休暇などを利用して、国立劇場50周年記念の仮名手本忠臣蔵の完全通し

3か月間の2か月分を観ることができました。

(上記配役は観れない12月分も掲載)

充実した配役、これはチケットが売れているのも納得。

節目ではやはり仮名手本忠臣蔵、Yさんともご一緒できて充実したものとなりました。

 

 

 

 

道行旅路の花聟 五段目 六段目 七段目

 

 

 

 

 

 

 

八段目 九段目 十段目 十一段目

日時  2016年11月8日(火) 19:00開演(18:30開場)
曲目
  • モーツァルト: ピアノ協奏曲第17番 ト長調 K453
  • バルトーク: 弦楽のためのディヴェルティメント Sz113
  • モーツァルト: ピアノ協奏曲第25番 ハ長調 K503
ピアノ & 指揮
内田光子
出演
マーラー・チェンバー・オーケストラ
料金
S20,000 A17,000 B15,000 C13,000 D10,000

日本へ帰国、楽しみにしていた内田光子のモーツァルトのコンチェルト。

17番、25番と他の人気曲と比べると、演奏頻度へ決して高くないですが、

17番は美しさと軽やかさが融合した稀にみる名曲、27番とは全く違う意味で。

クリーヴランドとの来日でのコンチェルトよりも今回の方が

モーツァルトそのものを楽しむことができました。

このオケ、無茶苦茶上手い、ヨーロッパ室内管弦楽団と共に

ヨーロッパを代表する室内管弦楽団ですね。

ハーディング退任以降は、内田光子、アンスネス、ガッデなどと

パートナーシップを強め、運営しているそうですが、

今日の演奏を聴くとその運営は大変うまくいっているようでした。

内田光子の音は、(失礼ながら)やはりドビュッシーやベートーヴェンよりも

モーツァルト、シューベルトということなのでしょう。

ある種の自己主張が強い音楽よりも、本人のパーソナリティとは別ですが

音楽そのものに語らせるものに適性がありますね。

25番第1楽章のカデンツァは雄弁、あっという間の2時間でした。

バルトークのディベルティメント、こちらも達者な演奏。

バルトークの音楽は比較的好きなのですが、

聴衆よりは演奏家に受ける音楽なのでしょうね。。。。

アンコールはK330のソナタから第2楽章。

あ~、やはり音楽は素晴らしい。

帰りに久しぶりにはしごへ、ご主人が顔を覚えてくれていて少しサービスしてくれました(笑)

では。

 

2016年6月25日(土)

ウェーバー 歌劇魔弾の射手 序曲

メンデルスゾーン ヴァイオリン協奏曲 E major

メンデルスゾーン 交響曲5 宗教改革

2016年6月26日(日)

マーラー交響曲6番

レオニダス カヴァコス(ヴァイオリン)

クリストフ・エッシェンバッハ

上海交響楽団

聴けませんでしたが、昨年末もシュレスビヒ・ホルシュタイン音楽祭?管弦楽団を

引き連れてチャイコフキー5番を1日に2回演奏するなど、

おじいさんなのに精力的なエッシェンバッハ、来年はN響定期にも出演するそうですね。

これは今年6月のコンサートなのですが、

週末二日連続でのコンサートでシーズンクロージングコンサートと銘打たれていました。

初日はカヴァコスのヴァイオリンに魅せられました。

昔、シベリウスのコンチェルトの演奏で名を馳せましたが、

今日の演奏もシャープで尚且つ意思を感じさせる演奏。

太い音ではないが、男性ヴァイオリニストにしてはかなり個性的とも言えますが、

ゴリゴリでかいだけの某音楽院出身のヴァイオリンに食傷気味の聞き手としては

大変新鮮で嬉しい驚きでした。

アンコールのバッハ無伴奏3番からの一曲も素晴らしい。

上海の聴衆の集中力も高まっていました。

エッシェンバッハはメンデルスゾーンはイマイチオケの反応悪し。

ドレスデンアーメンもあれ、こんなにアッサリ?という印象でしたが、

翌日のマーラーは大変な熱演。

ある種、力で押し切った演奏でしたが、これはこれで生聞く分には楽しめました。

では。

 

 

曲目:

 

巴赫                  第42交响康塔塔   7’

巴赫                    G大调第3号勃兰登堡协奏曲  12’

海顿                  升F小调第45交响曲“告别”    24’

----中场休息----

 莫扎特                 G小调第40交响曲     33’

 

バッハ、ハイドン、モーツァルトのコンサート。

2016年7月9日に近所の上海音楽庁でのコンサートです。

響きがあまりないホールなので、バッハは苦しかったですが、

モーツァルトの40番で激性が急にホールに拡がりました。

40番を真実味を以って聞かせるって結構難しい。

ジュビターとは異なるところです。

前半が音が薄い印象でしたが、後半で満足でした。

では。

曲目:

 

巴赫                  第42交响康塔塔   7’

巴赫                    G大调第3号勃兰登堡协奏曲  12’

海顿                  升F小调第45交响曲“告别”    24’

----中场休息----

 莫扎特                 G小调第40交响曲     33’

 

バッハ、ハイドン、モーツァルトのコンサート。

2016年7月9日に近所の上海音楽庁でのコンサートです。

響きがあまりないホールなので、バッハは苦しかったですが、

モーツァルトの40番で激性が急にホールに拡がりました。

40番を真実味を以って聞かせるって結構難しい。

ジュビターとは異なるところです。

前半が音が薄い印象でしたが、後半で満足でした。

では。