Jonas Kaufmann and SSO

Time: 2017-11-18 20:00    Saturday

Add: NO.1380 Middle Fuxing Rd Shanghai China

Venue: Shanghai Symphony Hall - Concert Hall

Price: 1280RMB、1080RMB、880RMB、580RMB、280RMB、80RMB

Conductor: Speranza Scappucci
Tenor: Jonas Kaufmann
Shanghai Symphony Orchestra

 

PROGRAM:

Bellini: Norma: Overture (Orchestra)    

Puccini: “Recondita armonia”, from Tosca (Kaufmann)

Verdi:Aida: Prelude (Orchestra)                               

Verdi:“Se quel guerrier io fossi! Celeste Aida”, from Aida (Kaufmann)

Bizet: Carmen Suite No.1 (Excerpts) (Orchestra)                      

       (6. Les Toréadors; 1. Prélude; 3. Intermezzo)

Bizet: “Danse Bohème” from Carmen Suite No.2 (Orchestra)

Bizet: “La fleur que tu m’avais jetée”, from Carmen (Kaufmann)

Mascagni:Cavalleria Rusticana: Intermezzo (Orchestra)

Mascagni: “Mamma, quel vino è generoso” (Kaufmann)

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Verdi: La Forza Del Destino: Overture (Orchestra)

Massenet: “Ah! Tout est bien fini!...Ô Souverain, ô juge, ô père”, from Le Cid (Kaufmann) 

Puccini:Le Villi:Prelude (Orchestra)                                         

Puccini:Le Villi: La Tregenda (Orchestra)                                 

Giordano: “Improvviso”, from Andrea Chénier (Kaufmann)          

Puccini:Manon Lescaut: Intermezzo (Orchestra) 

Puccini: “Nessun dorma”, from Turandot (Kaufmann) 

アンコール

レハール 微笑みの国 より

タウバー あなたは私のすべて

プッチーニ 星は光りぬ

 

前日はベルリンフィルで今日はカウフマン、

10~11月は上海のクラシックシーンもハイライト公演が続きます。

キャンセルを気にしていましたが、予定通り来海してリハーサルも順調に進んでいることが、

中国版のLINE、Wei Xing(微信)でアップされていて安心。

カウフマンは録音や映像ではよく見ていたものの、よく考えれば生はオペラも含めて初めて。

上海交響楽団音楽庁はそれほど大きくはないものの、凄い声量でビンビン響き渡ります。

喉をしっかりと開けて発声するのは、ある意味ジャコミーニ型(コレルリ型)とも言えますが、

何でも高水準で歌える安定感はドミンゴっぽくもあり、

なるほどルックスも含めて引っ張りだこなのが実感できました。

キャンセルは多いもの、舞台から感じられる人間性はスター然としていなく、

表現者としては当然自我も強いものの、

良い人柄で周囲にも気を使っている様子が感じられました。

 

プログラムはテノールアリアコンサートの正に王道。

星は光りぬから、全開で喉声ではあるものの、そのスピントが素晴らしい。

清きアイーダは最後の部分はピアニッシモ、コントロールが完璧で美しい。

カルメンの花の歌、フランス語は知らない私が聴いてもやや難ありのようですが、

曲想は彼にピッタリ、周囲の中国人マダムもうっとり状態。

そして、前半最後のカヴァレリアからのトゥリッドの最後のアリア、

悲痛な叫び、マンマへの愛がストレートに伝わる絶唱、これはしびれた。

 

後半はルシッドで抒情的にスタートして、その後のシェニエがこれまた素晴らしかった。

凛とした佇まいと情熱がバランスされていて完成度の高い、聴き応えもある歌唱。

そして、最後は誰も寝てはならぬ、正に王道締め括りですが、

見栄も切ったような歌い方も決まり

会場は大盛り上がり、ブラボーの声が止まりませんでした。

 

指揮者女性中堅と見受けられる、スカプッチという人。

初めて聴く人ですが、なかなかの巧者。

指揮自体は器用ではないのですが、上海交響楽団の反応が素晴らしく

精気に満ちた演奏で、特に単独管弦楽の音作りは素晴らしい。

カルメンの組曲、カヴァレリア間奏曲が特に印象に残りました。

マノンレスコーも昨日のベルリンフィルよりは音や技量は当然落ちるのですが、

聴いていて感じるものがあったのは本日の方、、、ラトルファンに怒られそう。

逆にアリアでも巧いところはあるものの、やや歌を気にし過ぎて

少し停滞するところがあったものの、職人的かシンフォニック過ぎて??な

指揮者よりも数段素晴らしいものでありました。

 

アンコールは3曲、ドイツもの2曲はお手のもの。

オペレッタはフォークトよりも個人的にはカウフマンの方が好きです。

そして鳴りやまぬ拍手に応えて、再度星は光りぬを、これが絶唱、素晴らしい。

来日公演がキャンセル続きだし、チケットも著しく高かったのであれっと思っていた

カウフマンでしたが、本日のコンサートは感銘深いものでした。興奮した!

 

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