東京都交響楽団は、創立50周年となる2015年4月より、指揮者大野和士氏を音楽監督として迎えます。任期は5年(2020年3月末まで)。
現在53歳の大野氏は、これまでベルギー王立歌劇場(モネ劇場)などヨーロッパの歴史ある歌劇場の音楽監督等を歴任、現在フランス国立リヨン歌劇場首席指揮者として手腕をふるうほか、世界の主要オペラハウスやオーケストラへの客演を続ける、名実ともに日本を代表する指揮者のひとりです。
 都響とは、自身のプロ・デビューとなった1984年3月の初共演以来、都響指揮者(1990~92年)を経て、近年も定期的な共演を重ね信頼関係を深めてまいりました。
これまで半世紀近く、多くの指揮者とともに築いてきた音楽性を基礎として、大野氏との新たなパートナーシップの下で、さらに実りの多い演奏活動を展開し、首都東京から世界へと文化発信してまいります。どうぞご期待ください。