歌舞伎座新開場
柿葺落五月大歌舞伎
5月3日(祝)午後6時開演 初日

一、梶原平三誉石切(かじわらへいぞうほまれのいしきり)
  鶴ヶ岡八幡社頭の場
            梶原平三景時  吉右衛門
                 梢  芝 雀
            俣野五郎景久  又五郎
               奴萬平  錦之助
              山口十郎  歌 昇
              川島八平  種之助
              岡崎将監  米 吉
              森村兵衛  隼 人
              剣菱呑助  彌十郎
              六郎太夫  歌 六
            大庭三郎景親  菊五郎



二、京鹿子娘二人道成寺(きょうかのこむすめににんどうじょうじ)
  道行より鐘入りまで
             白拍子花子  玉三郎
             白拍子花子  菊之助
                所化  團 蔵
                 同  権十郎
                 同  宗之助
                 同  萬太郎
                 同  巳之助
                 同  尾上右近
                 同  米 吉
                 同  廣 松
                 同  隼 人
                 同  虎之介


4月は行けませんでしたが、5月の歌舞伎座杮落とし公演、第3部に行って参りました。
席は花道左横最前列、千両役者の息遣いも感じられる席です。
(首は痛くなりましたが(笑)

4~6月は流石杮落としで豪華なメンバーが当たり役を披露してくれます。
先ずは吉右衛門の景時、播磨屋のとっておきの役ですね。
これを観れて嬉しいこと!
菊五郎も大庭が初役とのこと、豪華ですね。

吉右衛門の粋で迫力ある演技に魅せられると共に
歌六のいぶし銀の芸や、芝雀の梢も素晴らしい。
叉五郎の迫力ある俣野、チョイ役の錦之介など贅沢ですね。
贔屓の隼人は大名衆での出演でした。
彌十郎のコミカルな演技も笑いを誘っていました。

そして玉三郎と菊之助の二人道成寺。
何とも艶やか、芸の極み。
こんな二人道成寺今後観られるのでしょうか?
玉三郎の流石の踊り、菊之助の色気、確かなテクニック、
うーん素晴らしい。
所家のコミカルさも良いアクセントですが、
あっという間の1時間でありました。

いや~、気分が良いですな~。
歌舞伎はまだまだ初心者ではありますが、
これから比重を高めていきたいと思います。

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