ホテルから現場への道中、
橋が2つも壊れてて、迂回の連続でなかなかたどり着かなかった。

そんなわけで、予定より1時間遅れて開始。


7月30日(土)
朝8:45

現場は熊本市南区城南町鰐瀬付近。

この現場の周辺も
屋根にブルーシートがかかってる家が多くて
被害を受けたエリアの一つだ。

初めましてとみんなで自己紹介。


「隊長の木村です。」
「大工の池田です。」
「映画監督の川本です。」
「設計の山崎です。」
「占い師の小寺です。」

なんか面白い集まりですね!わはは!
と笑いが溢れつつ、さっそく作業開始!



家が全壊してしまったため、
建て替えをすることになったが、
家の中のものを出さないといけないので、
倉庫が必要になったという。

受領者の林さん


林さん(旦那さん)時々冗談を言いながらテキパキ

 

息子の優太くんも、学校を休んで参加してくれた。


舘ひろし風の方は林さんのお兄さん。
ビスもみめちゃ早い!


作業してると続々とお手伝いの人が
こんにちは〜と入ってくる。

近所のなんでもできる助っ人、芳崎さん。
みなさん自分の家の瓦の直しするとかで
木工レベルが非常に高い印象です。


かき氷持ってる女性(手前)は
前日は福岡県にいて、
現場集合してくれたデコレーターの山本理恵さん(大阪)


アイスいただきました。

熊本限定?みたいです。
最後の豆つぶがうまい。

暑いので、余計にうまいです。



屋根が立ち上がった頃に、ちょうどお昼ご飯
です。だいたいこの床の上で食べることが多いんだけど
風が通って気持ちいい。





今回、KIITOが発行している「できますゼッケン
を活用してみた。(ちょっと使い方、間違ってるかもですけど・・)


お昼休みのとき、ちょっと全壊したうち見てみる?
って話になり、せっかくなので見学をさせていただいた。
 


全壊したお家。


こういう紙が貼られる


ここに息子がいて、天井が落ちてきたんだよ、
娘さんはお風呂に入ってたとこだったとか。
立派なハリは林家の山で育った木を切って使ったものだとか
お話してくださった。




林さんの家もこの地域の典型的な造りで
(玄関入ってすぐに四つの畳の部屋が田の字にあって、障子で仕切られている)
地震にはあまり強くない構造で、今回の地震に耐えられなかったそうだ。
築60年くらいの立派なお家でした。


お昼からは

くまモンの絵を描きます。
レイアウト作業に取り掛かる二人。真剣です。



山本さん「顔半分だけで行きましょう。ごまかせますから」
山崎さん「そうか、よしそれでいこう」
山本さん「「先生、目と鼻とバランス悪いですー。くまモンに見えませんって」

みたいなやり取りを何度も繰り返し


おお〜素晴らしいです。どっから見てもくまモン!

熊本在住の斎藤さんも途中から参加。
(山本さんのお知り合い)

「かわいい〜〜!!!」
仕上がったくまモンの前でみんなキャッキャ言いながら
代わる代わる写真を撮りあい・・

そんな中「撮って撮って〜!」とこれまた監督
コーキングしている監督の姿を撮らされる隊長。

17:00 完成!!



地元の方たちと一緒に力をあわせ完成した熊本県第一号の

DIY復興ドーム。

家の建て替えを前提とした仮設倉庫になります。

 

林さん一家「ありがとうございました!!」



翌日も1棟建てるぞ、がんばろう。



続きはこちら⬇️

7月31日(日)DIY復興ドーム2棟目


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7月29日(金)熊本被災地の現在