現実的 非現実的 日常 非日常 の狭間で・・・ | 和み日和

和み日和

お茶屋女将のひとりごと


さらさら茶事記


現代を象徴する表現言葉に
『ストレス社会』
という言葉があります。

ストレスって具体的に説明できることではないだけに、
一体なぜそんなにストレスが溜まるばかりの社会なのか。
説明しづらいのに、なぜか皆が揃って「そうですね」と思わず納得の現実。

お山の上にはエアコンもなく、
テレビはもちろんありませんし、
インターネットももちろんですし、
ある携帯会社の携帯電話は未だに電波が弱く、
もちろんワンセグは無理で、
そういう現実もあるというのに
お越しになられる皆さんは『非現実的で落ち着く』と言うてくださいます。

非現実的
非日常的
現実逃避

流々亭はそういう場所であると表現していただくわけでございます。

流々亭は現代の反対側にあるようなものなんでしょうか^^;

写真を撮る方々が、流々亭であったり、お寺であったり、
すぐそこらへんの景色を写真におさめたいとき
『電柱さえなければなぁ・・・』
とまで言われます。

電柱がなければもっと完璧なのにと(笑)

お願いです。電気はつけさせてください(笑)

そんな笑い話をしながら、しばし『非現実的』な時間が流れるようです。


さらさら茶事記

子供を育てるようになり、『現実』というもののストレスは少なからず多からず
肌身で感じるようになってきました。

現実的問題というのはあげだすとキリがありませんが、
例えば「気温が35度を越える」という現実でさえ、子供を育てるにあたっては
大きなストレスです。

私たちが子供の頃はそこまで夏は暑くなかったと聞きます。
プールの授業も「最低気温が○○度なければ中止」と言われていましたが、
その気温を下回る日も数々あり、プールの授業が中止になったこともあります。
でも、恐らく現代では、ほぼプールの授業は行われるでしょうし、
逆に気温が高すぎて、熱中症に気を配らないと命の危険さえあります。
私も子供がいますが、まだ2歳なためどこにも預けられず手元にいて、
外で思い切り遊ばせたいけれど、35度の炎天下では
「さぁ!思いっきり遊んできなさい!」
とは出来ないものです・・。見守る私自身も不安ですし^^;
ですから、早朝か夕方になって気温がほどよくなってからお散歩です。
その程度しか遊ばせてやれません。

公園で、子供達が元気に野球をしたり、
グランドでキックベースボールをする姿はなかなか見かけなくなりましたね。

ゲームに夢中なのか、今の子供のブームは私はまだ知りません。
息子が小学生になったときには、またその時代のブームがあると思います。
人間が信用できない世の中になり、
女の子を持つお母さんがたの心配の材料の多さも当然の世の中。

子供を育てる親としてもこんなに沢山の種類のストレスがあります。

お山の上に住みたいなと最近思います。
(思うだけで実際は家族の反対があり住まわせてはもらえないでしょうけど^^;)

下界よりも3度は涼しく、
車も少なく、
自然が友達。
小さな小川がすぐそこにあって、
ハチやヘビにだけ気をつけながら生きる智恵を得て
大きく元気にたくましく育ててもらえる。

自然にまかせた子育てができたら、
親も自然とのびのびと出来る気がします。

社会に出て一所懸命働く方々が家に一歩帰ったとき、
ストレスが全部飛んでいくような自分(妻)で待っててあげられるだろうになとも思います。

最近は、なぜ流々亭を皆さんが
「非現実的」
「非日常」
「現実逃避」
と表現くださるのかが、少しわかってきました。

すっかり下界の暮らしに身を置いた証拠でしょうか。

前はなぜそんな風に言うてくださるのか、
まぁまぁ、
みなさんがお優しいからだと、感激するばかりでしたが^^;

お山には、お山の厳しさもあるんですよ。
ですがそれでさえ
今はうらやましいと思えるほど
下界の暮らしの厳しい現実を覚えてきました☆

お山の暮らしが恋しいですね。

私にも流々亭のような場所が欲しいです。
現実逃避に行ける場所が欲しいですね^^




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