リチャード・コシミズさんのブログより
★日刊ゲンダイだけが真実をきっちりと伝えてくれる。
日刊ゲンダイの読者だけが本当の世の姿を知っている。
http://richardkoshimizu.at.webry.info/201304/article_117.html
「大手新聞の世論調査は、気味が悪くなるほど高い。」....
つまり、お手盛りの偽調査結果ということだ。
「(岸信介は)戦後は米CIAのスパイとなり、首相にまで
上り詰めています」....B層思考停止奴隷たちは、こんな
単純な戦後構造すら知らない。
「岸はCIA工作員だったジョセフ・グルー駐日大使と通じてい
たためか巣鴨刑務所を釈放され、日本の外交政策を米
国の望むように導く見返りに資金援助を受けていた」...
.つまり戦中の国粋主義者が戦後は米国スパイになった
ということ。孫の晋三も同じ役割。
「(TPP交渉では)安倍が自民党の公約を死守するなん
て姿は全然見られない。米国が望むままに交渉を進めて
いる。」.....瀕死の重傷の米国ユダヤの切羽詰った要求を
安陪が丸呑みしているということ。
「安倍首相は岸と同じ。米国一辺倒の政権運営を続けるつ
もりです。」.....安倍に自主性などない。ただただマイケル・
グリーンやジョセフ・ナイの腹話術人形でしかない。
「日本を戦争ができる国家にする。」....どこかで聞いたような
物言いですが、その通りです。
「このまま安倍政権が続けば、確実に国は滅びる。」....それを
是が非でも止めるのが我々の世代の子々孫々への責務です。
日刊ゲンダイが日本にあってよかった....と改めて思います。
岸信介のDNAはヤバイ 安倍政権が続けば国は滅びる
(日刊ゲンダイ2013/4/18)
http://asumaken.blog41.fc2.com/blog-entry-8558.html
太平洋戦争のA級戦犯で巣鴨プリズンに収容され米CIAと取
引して釈放された後に首相となり日米安保条約を固定化し
た売国政治家の孫が今やっていること
「政権交代後初」と注目された党首討論は、案の定、盛り上
がらなかった。相手は、離党者続出でヨレヨレになっている民
主党の海江田代表である。ほかは、維新の石原代表とみん
なの渡辺代表。いずれも自民党OBのお仲間だ。これではま
っとうなディベートなど期待できるわけがない。安倍首相は、ご
機嫌な様子で委員会室を後にした。
大手新聞の世論調査は、気味が悪くなるほど高い。為替は
G20を控えて足踏みも、株価は1万3000円台に張り付いて
いる。目の色を変えて取り組んでいる円安株高政策は、表
面上、破綻してない。
安倍を調子に乗せてしまう要素はいろいろとあり、「TPP参
加」や「北朝鮮制裁」でもイケイケドンドンだ。食の安全や暮らし
の安心が失われるとの懸念があっても「私を信じて欲しい」
と絶叫し、「北朝鮮には交渉のたびに裏切られた」と批判する。
怖いものは何もない。向かうところ敵なしといった感じである。
そんな安倍が敬愛するのが、祖父の岸信介だ。昨年の衆院
選後に墓参りし、「新しい時代をつくらなければならないという
信念で日米安保の改定を成し遂げた」「私も同じ信念、決断
力を持って結果を出していく」と強調している。
著書「美しい国へ」でも、〈祖父が「保守反動の権化」だとか「政
界の黒幕」とか呼ばれていたのを知っていた〉〈その反動から
か、「保守」という言葉に、逆に親近感をおぼえたのかもしれな
い〉と書いた。安倍の思想や人格の形成に、岸は多大な影響
を与えているのだ。
◆CIAをバックに権力を手に入れた岸信介
これは怖い。永田町では「最近の安倍さんを見ていると、父親
の晋太郎さんよりも祖父の岸さんに似てきた」(自民党関係者)
との声が聞かれる。そっくりなのは顔だけで十分。政治手法や
スタンスまで、岸のDNAを受け継いでいるとすれば、本当に危険
である。
政治評論家の本澤二郎氏が言う。
「岸は、太平洋戦争のA級戦犯として巣鴨刑務所に入れられた
政治家です。開戦に突き進んだ東条内閣で大臣を務め、戦時
体制を支えた。大事なのは国民よりも国家。民意に寄り添うこ
となどなかった。しかも、いろんな資料で裏付けされているよう
に、戦後は米CIAのスパイとなり、首相にまで上り詰めています。
ヒトラーを称賛すれば罪に問われるドイツで、ナチス残党が首相にな
るなどあり得ません。でも、日本では、それが可能だった。鳩山
一郎内閣が実現した日ソ国交回復に失望した米国が、岸を首
相に据えたのです。だから、反対派に囲まれ、首相官邸から一
歩も出られない状況になっても、日米安保改定を強行した。
安保条約を固定化し、日本を米国の言いなりになる国家にし
たのです」
ニューヨーク・タイムズで20年以上、CIAを取材してきた記者が、資料
と証言を基に書いた「CIA秘録」によると、岸はCIA工作員だっ
たジョセフ・グルー駐日大使と通じていたためか巣鴨刑務所を釈
放され、日本の外交政策を米国の望むように導く見返りに資
金援助を受けていたという。国民を無視して米国と取引し、権
力を手に入れ、自らの保守思想を前面に出した政治をやった
のだ。
◆古くさくて危険な戦前回帰を目指す安倍
安倍は、そんな祖父をマネしているのではないか。米国に媚を
売り、なんとか擦り寄ろうとしている姿は、ちょっと信じられな
いぐらいだ。
TPP交渉で、安倍政権は真っ先に、米国が輸入自動車関税
を維持することにOKした。一方で、米国からの農産物に掛け
ている税金は維持されず、ISD条項ものまされる可能性が高
まっている。安倍が自民党の公約を死守するなんて姿は全
然見られない。米国が望むままに交渉を進めている。見た目
ばかりか中身まで、米国の意向を受けて日米安保条約を固
定化した祖父の生き写しだ。
政治評論家の山口朝雄氏が言う。
「安倍首相は岸と同じ。米国一辺倒の政権運営を続けるつも
りです。防衛費を増やすのも、国防予算の削減が待ったなし
の米国の軍需産業にカネを流しながら、米国の軍事戦略の一
翼を担うことが念頭にあるのでしょう。そうすることで米国の力
を利用して改憲を推し進められるという考え。悲願の国防軍
創設を実現し、日本を戦争ができる国家にする。そのために
米国と取引するつもりでしょう。民意がノーと言ってもTPPに参
加するのは、古くさくて危険な戦前回帰を成し遂げるための
チケットのように思えてなりません」
自民党の憲法改正草案を読むと、国民に国を守ることを義務
づける一方で、徴兵制実施の足かせとされる現行憲法の条
文が削られている。紙ペラ一枚で軍隊に放り込まれ、ワケも分か
らず命を落とす。戦争に反対すれば、牢屋にぶち込まれる。
そんな暗い時代が再びやってくることを望む国民は、果たして
どれだけいるのか。それでも安倍は、米国の威を借りながら、日
本を重苦しい時代に逆戻りさせようとしているのだ。
◆ヒトラーを風刺し批判するドイツ
ドイツでは今、ヒトラーが現代によみがえってコメディアンとして大成
功する風刺小説がベストセラーになっているという。ファシズムの歴
史は、決して称賛されるものではない。批判されたり嘲笑された
りする過去だ。
ところが、同じような体験をしたはずの日本は、歴史から学ぼう
としない。民意を無視して独裁的に振る舞う政治家が、時代の
針を逆戻ししようとしているのに、国民は高い支持を与えている。
そろそろ目が覚めないと、この国はとんでもない方向に向かっ
てしまう。
「安倍首相は新聞やテレビのトップと会食を繰り返しているし、メディ
アはまんまと取り込まれている。改憲もTPPも、批判報道は皆無。
なんとも情けないし、危ない状況です」(本澤二郎氏=前出)
このまま安倍政権が続けば、確実に国は滅びる。国民は株高や
円安に惑わされず、本質をしっかりと見つめるべきだ。