好きになるのは理由でも条件でもなくて、
気づいたら好きになっている。
そんな出会いだった新月のお家。
- 哀愁漂う、時間と物語がある存在感。
- どこか文化的、どこか哲学的な雰囲気。
- 人の手を感じる、さりげないこだわり。
- 飾らず、シンプルなあり方。
好きになっていて、
大好きになっていて、
「私、好きです」って伝えてみました。
すると返事はひとこと。
「ひとりで来てね。誰もよんでほしくない」とのこと。
つまり、
「ボクは、静かな人が好きなんだ」ってこと。
「友達よぶね♪」
「楽しくなるね♪」
「みんなに教えるね♪」
そんなことは望まれておりませんでした。
そこで気づく。
家との出会いはまるで恋愛のようなもので、
双方に好みがあるのだということ。
実際に会ってみたけど、息を殺して、ひそめて静かにしないと
いけないなーな雰囲気は憧れるけど、苦しいし、
「誰も人をいれないで」と言われると
今後の私の活動展開も制限され、その場のもつ可能性や未来はないということ。
そのそも、『場をひらく』ことは望んでいないので、余計なお世話な私の提案でした。
「ボクは静かな人がいい」というのは、
私の過去にもそのようなことを言われたことがあり、
二十歳やそこらの年齢の頃には、相手にあわせて静かな人をやってみたり、
傷ついたりもしたこともあったけど、
今は全く傷つかない。
好みは人それぞれ。
相性はあるものなので、私は私らしく夢を語りつづけるし、
未来にまっしぐらでいたいし、行動したい。
友達たちもよびたいし、
テーマである『場ひらき』はチャレンジしたい。
そんなわけで、私の一目ぼれは即失恋したのでした。
憧れる、惹かれる人と、
自分とあう人は違いますね。
まずは己を知ること。
すると道は開かれるーのでした。