今日の台風、図られたようにやってきました。
すごいなー。

 

 

昨日はゆびまるこ先生たちと、

自分のキャリアプランを組み立てるワークをしておりました。

 

 

「自分のキャリアはつくるもの」

 

 

私はずっとそうやって仕事を選択してきました。

学生の頃に決めた将来像

『結婚しても、子供がいても、家にいながら仕事ができる力を身につける」

専業主婦という選択肢はなく、「働く女性」の道を生きたいと、

手に職をつけるために、意識的に仕事を選び、学んできました。

 

 

 

そう決めると面白いくらいに、そういう道ができるもので、

学生の頃のバイトではいった広告制作の仕事でコピーライターとなり、

修行させられ、取材専門ライターとなり、すでに学生時代から出張生活。

 

 

多くの経営者と出会い、声を聞き、まとめ、

それを記事にしてきました。

 

 

それから海外へ行くことも増え、海外で自分の知らない世界を知り、

「多くの世界を、その人の世界を、私を通して伝えたい」という思いがうまれ、

ものづくりの道へ。伝える仕事へと。

 

 

ものづくりは、まちづくりへ。

そして今は、人を活かすひとそだてへと。

人が育つと、人が活かされるとまちは生きる。

 

 

 

本当に面白い。

決めた時から道はできるものです。

 

 

 

はてさて、「キャリアプランはつくるもの」について。

今、私はゆびまるこを主宰しており、講師業をしております。

 

 

講師としてのキャリアプランは、未開の地でした。


人や企業などはその人を見て、どのように判断するかというと、

・経験

・実績

・資格

・見た目、雰囲気

 

 

そうなんですね。

その人の性格とか考えとかは誰も最初は分かりません。

 

私が最初、パステルアートを学び、資格をとったあとにした行動は、

「自分が届けたい人に届けるための自分を育てること」でした。

 

 

私の活動当初から変わらない想いは

「子どもたちには自由に表現できる居場所を、

そしてお母さんたちにはほっとできる時間を」。

 

 

そのためには私なんて未熟で何の経験もなくて、力もありません。

資格とったから何かできるわけでもなく、力もなにもありません。

 

 

なので、最初の1年はできることは何でもやりました。

ボランティアでも、出張でも、なんでもパステルアートの活動をしました。

テーマは、こどもでしたが、

自分自身に経験させるために、福祉関係のボランティアや様々な団体や施設で

アート活動をさせていただきました。

 

 

困ったり、とまどったり、

「わからないー」と混乱状態になったり、不安になったり。

経済的にも「このままでいいのか?」と別の仕事もしながら、

活動を『続ける』ために様々ことをしました。

 

 

それができたのも、パステルの後のみなさんの笑顔のおかげ。

私にとって最高のごほうびであり、励みであったので、続けられました。

 

 

あと外での活動だけでなく、

毎日、絵を描きました。

「絵を描く自分」を育てていきます。

 

 

 

よく「どうしたら絵が描けるようになるのですか?」と聞かれます。

答えは簡単。

「絵を描けば、描けるようになります」だけ。

 

 

「描けないから聞いているんです!」って怒られますが、

本当にそうなんです。描くことで育つのです。

 

 

ゆびまるこの表現共育では、表現アプローチが逆です。

 

  • 学んだから→絵が描ける。
  • 技術があるから→絵が描ける。
  • センスがあるから→絵が描ける。

これは、<準備行動>→<結果>というプロセスです。

通常はこうでしょう。きっと誰もがそう思うはず。

 

 

 

だけどゆびまるこのアプローチは逆なのです。

 

  • 絵を描く→もっと知りたいと思う
  • 絵を描く→もっと描きたいと思う
  • 絵を描く→技術を手に入れたいと思う
  • 絵を描く→まわりを見るようになり、センスが磨かれる
  • 絵を描く→相手の気持ちも分かるようになる

 

 

これは<絵を描くという行動>→<必要な知識・経験を育てる>

『人が育つアプローチ』です。

 

結果、絵を描く私、表現する私になるのです。

 

 

 

このことは、絵が描けなかった、絵を描くなんて思ってもみなかった私が、

絵を描くことによって、手に入れた気づきであり、成長プロセスです。

 

私の教室ではこのアプローチ

『自分らしく表現できる人』を育てるゆびまるこプログラムを取り入れているので、

みんな、絵を描く人になるし、表現できる人になっていきます。

 

 

ではポイントのみ、シェア。

これから活動する方の参考になれば。

 

1.経験は自分で作る

 いろいろなところでパステルをさせていただくことが大事。

 「経験は買ってでもしろ」って言うでしょ。その通りです。

 自分に経験させて初めて、力がついてきます。

 動くと、みんなに「知ってもらえる」というメリットもあります。

 

  •  外での活動(実際のワーク)
  •  内での活動(自分で描くこと、学ぶこと、考えること)

 

 

2.実績

 自分が望む方向を設定して、積極的に実績を作っていきます。

 最初は経験させることが最優先ですが、2年目にもなると自分の向かいたい方向が分かってきます。行動したらね。

 

  • 個人活動として展開する。

イベント出展は自分に経験させるため。そして多くの個人に知ってもらえる。

 

  • 社会的な活動として展開する。

学校・行政・福祉関係等分野を設定するのもいいと思います。

これは縁や信用でしか入れない分野ですが気長にアタックしてください。

 

  • カルチャーセンター講師

社会的なポジションがあるので作家さんや芸術家でも講師をされています。

カルチャーが宣伝してくれるので、多くの方に知ってもらえます。

 

 

3.資格

興味があるものは学んで資格をとっておいてもいいです。

今は様々な資格があるので、有効かどうかは不明ですが、「ないよりもあったほうがいい」とは思います。

 

 

自分が学んだ証としても、確かめることができていいですね。

自分のために♪学びましょう。

 

 

4.見た目、雰囲気

「人は見た目が9割」っていうように(あれ?8割?)

 

第一印象は見た目でしかありません。

だからもちろん、服装、雰囲気づくりも気をくばりたいものです。

 

「こういう先生は好印象」というモデルを見つけて、

それに近づけるのもいいと思います。

 

 

学ぶ場というのは、日常であり、非日常です。

私は来てくださる方の時間と場をつくるのが仕事ですので、

当然、私自身もその中に含まれます。

 

 

特に不特定多数の方が受講いただく場合は、考えます。

今は、「ゆびまるこスタイル」を作ったので、ゆびまるこ先生として登場します。

服装も雰囲気も、ゆびまるこにします。

 

 

これって普通のことなんですね。

だけど会社を辞めて、家にはいったら忘れてしまいます。

人は楽なほうに流れていくものですからー。

 

会社勤めしていた時は、スーツが基本です。

それがマナーでした。

 

髪の毛もまとめ、化粧して、お客様に向かいます。

それがマナーであり、相手への思いやりです。

 

私は家を売っていたこともあるので、

服装や雰囲気、言葉遣いがどれだけ仕事に影響を与えるか経験しています。

 

 

「ものを売る」ことは、単にものをうるのではありません。

信用を買っていただくことだと思います。

だから、何も知らない普段着の人から説明されるよりは、

きちんとした服装のきちんとした言葉の人から説明されるほうが、

よりしっかりと聞いていただき、受け取っていただけます。

 

 

見た目で信用を作る。

 

 

これは本当です。

 

 

 

まーそんな感じで、

来てくださる方をおもえば、どんな自分でいようか考えることができると思うのです。

 

 

 

そうそう。

 

『相手を思えば、どんな自分でいたいか』

考えることができると思います。

 

 

経験、実績、資格、服装、言葉。

すべては来てくださる方のために、自分自身を育てていける。

 

 

それが道になる。キャリアになると思います。

 

 

「お金を稼ぐことが仕事です!」(あーそんな声モアリアリ)

そりゃ、そーだ。そりゃ、大事だ!

 

だけどその前に大事なのは

「お金を受け取れる自分である」かどうかだと思う。

 

お金を受け取れる価値を提供できる自分であるか、

自信を持って受け取れる自分かどうか。

そうでないと受け取ったお金も生きてきません。

 

 

・・・まずは自分自身からなのでしょうね。

 

 

 

ではまずは自分を見つめて、

『現在地』の確認をしてくださいね。

 

 

 

って私もまだまだです。

足りないものが分かるから成長があるー。

楽しいですね。やっほー。

 

 

ルパ