「第3回 大雪山ウルトラトレイル 40km」に参加して | 走りながら、食べて、聞いて、考えて!

「第3回 大雪山ウルトラトレイル 40km」に参加して

私の数少ないトレイルランのレースの中でも、この大会は記憶に残る大会となりました。
過去、参加したのは、
日本山岳耐久レース24時間以内(ハセツネカップ)71.5km
陣馬山トレイル 20km
STY 40km地点でリタイア
濃昼トレイル 30km
そのほか、照月湖20kmなど

そして、今回この「大雪山ウルトラトレイル」40kmが記録として残せました。

この大会80kmと40km、そして25kmというのもあるのですが80kmはフルのレースとしてスタートから緩やかな大草原を40kmほど走り、40kmのコースと合流し山岳に入るというコースです。25kmはほとんどこの80kmと40kmの後半の山岳の部分だけのコースという設計で、それぞれの目的によって走れるなかなかいい発想だと思います。


ちなみに、本格的な登山山岳道だけを楽しむなら25kmでも十分堪能できます。
それだけ前半は林道など走れるところが多く、その結果後半の山岳コースに体力をどれだけ温存できているかがキーポイントのようです。

さて、

今回は、お天気は雨模様。ある程度は覚悟していましたが、なんとかゴール直前までは土砂降りは避けられたのでよかったのですが、関門ぎりぎりでゴールしてくるランナーはきつかったかもしれません。


前日土曜日に、札幌からJRで旭川に行き、そこからツアーバスで会場の遠軽町白滝というところに向かいました。
前日は、受付と説明会、イベントなどがありましたが、雨もけっこう振ってちょっとモチベはダウン。

それから宿泊場所の民宿に向かいましたが、その民宿が・・・。
自分は相部屋だとよく眠れないので、一人部屋を無理してお願いしたせいもありましたが、6畳くらいの畳部屋。そして窓がひとつで、この日は蒸し暑くいくら扇風機をかけても涼しくならない。でも仕方ないので、廊下側のドアを明けて風通しをよくしてなんとか部屋の温度を下げましたが・・・。

晩御飯は、民宿の生姜焼き定食。まあままでした。
そして、お風呂にはいり(けっこうお風呂は良かった)、9時早々に就寝。
朝6時には朝食をお願いして寝たのですが、朝6時に朝食は間に合わず15分遅れ。
6時45分には会場行きのバスが来るのであわてて食べて向かいました。

スタート会場はキャンプ場。
これはなかなかいい感じでしたが、すでに前日より振った雨でせっかくの芝生のグランドもたっぷり水を含んでいました。


今回、40kmですからなんとか完走はできるだろうという算段。
ただし、旭川行のバスは17:30に会場を出てしまうので、なんとかそれに間に合うよう、16時台にゴールしたい。スタートは8時なので、約8時間でゴールするように考えました。
前半の約20kmでなんとか2時間半くらいで走れれば、後半は余裕だろうと思っていました。しかし、後半、本当にきつかった。

装備関連ですが、水はリザーバに1L、麦茶500ml、あとレッドブル2本。
そのほか、ベスパプロ4個、スポーツようかん4個、ハニースティンガー1個、アップルピューレ1個、それとミニクリームパン4個入り。
その他は、エマージェンシーシートや薬、そしてバーサライト。
この近いはストックも使っていいというので積極的に使う予定でストックももちました。
ハセツネ30kのハチマキに、ハセツネの完走Tシャツでスタートすることにしました。

どんな世界が待っているのか?

ハセツネを3回は完走しているわけだから・・・という少し余裕のある自分と、
まだ見知らぬコースという不安な自分で、どきどきわくわくしながらスタートを待ちました。

午前8時ちょうど。

キャンプ場のゲートよりスタートしました。


(後半に続く)