シューズの威力 | 走りながら、食べて、聞いて、考えて!

シューズの威力

伊南川ウルトラマラソン一週間前に、神田岩本町のRBRGで、HOKA ONEONEを購入した。
噂には聞いていたが、初めて使うシューズなので、素直にお店の方に、ウルトラマラソンに使いたいことと、オフロードもあることを話し、Bondy Bというシューズを勧められ購入した。

その週末にせめて20km走でもして履きならしして悪くなければ、本番で履こうと思ったが、残念ながらボランティアと雨で機会を逸し、たった10kmをトレッドミルで履いただけだった。

伊南川ウルトラマラソンの当日は雨。それもやむ気配はほとんど無い。
また、コースは前半ほとんど上り。後半は下りというコース。
足が痛くなれば、中間地点で慣れているアシックススカイセンサーに履き替えようと、考え思い切って、スタートから履いて走ることにした。

前半は上りだけなのであまりわからなかったが、厚底だけにアスファルトに溢れたりトレイルの泥水に浸かる率は少なく比較的足は濡れずにピークまで上れた。

後半、下り坂。

いつものウルトラマラソンならば、50km過ぎからダラダラしてしまい、ましてや70km過ぎや、80kmあたりでは歩いてしまうことが多かったが、今回は違った。

後半、下り坂ということもあるが、3年前の隠岐の島では、下り坂を走りすぎて、太腿を痛め、後半はほとんど走れない状態になったが、今回はほぼキロ6ペースで走れていた。
しかも、足首も、足裏も痛みが出ない。
お気に入りのスカイセンサーでも、後半足裏がジンジンしてしまうが、今回はそういうストレスがほとんど出なかった。

また、比較的前傾で走れているせいか、パタパタというような走りにもならず、脚が勝手にローリングしている感覚だった。

そして、最後の5kmも良く走れた。
伊南川ウルトラマラソンのコースを知っている人は、あれだけの上りのあと、さらに急登のトレイル、そして、60km以降の山登りと、かなり脚にダメージの出そうなコース後半で脚が動くことはどんな状況か疑問に思うだろう。

二週間前のハセツネのあと、残業などでほとんど走れていないし、体調は寝不足で万全とはいえない状態で後半の脚の状態は、画期的だった。

昨今、薄いソールのほうが足を鍛えるとして自分も比較的薄いシューズを履いていたが、これには正直驚いた。

もし、気になる方には、ぜひお勧めしたいシューズです。

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