東京マラソン の こと | 走りながら、食べて、聞いて、考えて!

東京マラソン の こと

マラソン仲間のOgamanさんが、東京マラソンのことについて、コメントしていた。

http://ameblo.jp/ogaman42195/entry-10145321741.html


そういえば、このブログのTOPに飾ってある、ニコ3マークだって、東京を笑顔で走りたい!なんてことで、盛り上がっていたのだった。

でも、確かに、東京マラソンは実現した。

いやいや、あっけなく実現しちゃった。

たぶん、それまでの経緯をあまり知らない人たちは、どれだけの苦労があって、東京マラソンができるようになったか?なんて知るはずもない。

そりゃ、東京のど真ん中を、3万人もの人が走る(いや、歩く)わけだから、いい迷惑と思う人も多いはずだ。

だから、実際にやりきっちゃった石原都知事はある意味凄腕だと思う。


でも、実際に、最初の東京マラソンも、2回目も抽選ではずれて参加できず。そして今度の3回目も、参加できる保証はない どころか26万人の応募だってさ目

あきれて、「もう・・・なんも 言えん!」


この大会は回を重ねるごとに「応募が肥大化」している。

人気があるように感じるが、これ、ちょっとおかしくないですか?

まあ、抽選のための応募だから、そりゃどんな人が応募してもかまわんよ。

でも、本当にこれだけの人が、走りたいの?

もし、

「オーケー!全員、当選したよ!全員走ってね!」

な~んてことになったら、全員走りますか?

まさか、幽霊ランナーなんていないでしょうね?まさか、家族全員が、参加することになっていた なんてこととか。


結局、民放TVがスポンサーをつけるために、わざわざ自局のアナウンサーまで走らせて、そしてタレントを出して、ヘロヘロになって走る姿をみせつけ、「いや~それでも、やっぱりマラソンって楽しいですね!」って。


本当にマラソンそのものが好きで走りたくて、それで走れない人は、いったいどうしたらいいの?

ちょっと、おかしいと思いませんか?石原さん?



明日から10月になります。

10月は、実は「東京夢舞いマラソン」ていうものがあります。

これは、実は、東京でマラソンをやろうね!ということで始まった大会です。

記録をとるわけではありませんが、毎年、本当に東京の街を走りたいひとが、多くのボランティアに支えられて開催されてきたとってもアットホームな大会なのです。

そして、実は、東京マラソンが開催された年に、この大会の役割は終わったとして、もうなくなってしまうものなのか?と思っていました。

でも、その後も開催されています。

今年も・・・。

何故だかわかりますか?

石原さんは、この大会を見たことがありますか?


東京にオリンピックを持って期待だけでは、本当にランナーのための大会は開催できないと思いますよ。

26万人の応募がそんなに素晴らしいことなのでしょうか?


23万人は、走れないのですよ。

(そのうち、本当に走りたい人がどれだけいるのか、わかりませんけどね)