シグナル | 走りながら、食べて、聞いて、考えて!

シグナル

「帯状疱疹」という病は、ストレスや肉体的な疲労がひどくなり、免疫力が低下することで発症するということです。
また、紫外線でもおこりうると、インターネットの検索ではわかりましたが、でも、そんなに疲れていたのかな?
という感じがしています。

右腕に痒みがあらわれたのは、7月の中旬のころでした。
たどってみると、横浜に帰省していつものみなとみらいから根岸方面への35kmコースを走っているときあたりが、もしかすると「疲労」のピークだったのかもしれません。
また、16日頃にも六甲に出かけましたが、その日は実は前日よりけっこうストレスが重なっていました。
六甲に行くかどうかも悩んでいたのですが、とにかく「走ってストレスを発散したい!」と思って六甲に出かけました。
特に、トレイルランをやっている間は、トレイルコースの表情にとても神経質になり注意深くみて走りますから、余計なことを考える余裕が一切ありません。
だから、何も考えたくないときには本当に効果的なのです。

この前、いつもは走っている大阪城公園までの往復を歩いてみましたが、その際はいろんなことを考えていました。
歩くときは考え事ができますが、走るときは、まったく思考停止状態、というよりは、走ることへの集中状態になっているのです。

ですから、実際に六甲頂上往復を行って、そして夜大阪城公園での練習会でも、結局「疲れが心地いい」状態になっておりストレス発散にはなったのだと自分では思っていました。

しかし、医者からは「自分が気づいていないくらい、からだが弱っているのだ!」といわれました。
いや、でも、そんなに「疲れ」という感じがないのが不思議なのです。
疲れれば、とにかく眠たくなりますよね?でも、特別ひどく眠たいわけではありませんでした。
走っていて、交差点などで膝に手をついて「はあはあ、ぜいぜい」という状態になりますが、特別それもなかったのでした。
とにかく、「もう、疲れたよー。走るのも面倒だ!仕事に行くのもイヤだ!」とか、そういう状態ではなかったのです。

でも、思い起こせば、今年の1月から良く走りこんだと(自分にしては)思うのです。
結局半年間で、1800kmを超過しました。チームベジー!のベジー通信というメールマガジンでも仲間うちのNo.1ということで賞賛いただきました。(ありがとうございます!)
そして、あのアップダウンの多い難コースといわれる「隠岐の島100kmウルトラマラソン」でも、よく走りました。
そのときに自分でもひどく疲れた感じはなかったのですが、もしかするとあのあたりからけっこう疲れが蓄積していたのかもしれません。
「隠岐の島」が終わってから、東京への出張が増えたり、会議の準備で丸一日休んだという日が、実は7月までの2週間になかったように思います。

自分は今まで疲れると、頭が痛くなったり、肩が凝るのですがそれもなく、むしろ調子がよいように感じていたのです。
しかし、実際は カラダにガタがきていた という状態だったのかもしれませんね。
それが、結局「帯状疱疹」という病になって顕れたのかもしれません。

病気には、からだがおかしくなるとそれ以上の変調をきたさないために、それを知らせるための症状が顕れる場合がけっこうありますよね。
もしかすると、「帯状疱疹」になって、これ以上疲れないように というシグナルだったのかもしれません。

でも、疲れがあまり感じないのです。
ただ、暑くてよく眠れない というだけです。

いやいや、実は、やっぱり、仕事上のストレスだったのかなあ・・・・・。