ちょっと真面目に考えた
今シーズンにはいって、2本のレースが終わった。
シーズン初期は、ハーフで感覚づくり とも思っていたが、まずはハーフ100分きりが続けられたことに、ほっと一安心はしたものの・・・・過去のレース結果を再度確認し、愕然とした。
そうか、結局、100分切れはとはいえ、最初のころ、すでにハーフ8は1時間30分台(後半ではあるが)出せていた記録だ。
2度目の横浜マラソンですでに1時間37分台。
それから、同様のハーフの大会で1時間39分とか、普通にあったわけだ。
2004年 横浜 1時間40分
2005年 タニマリ 1時間40分
2005年 平塚 1時間37分
2005年 横浜 1時間37分
2006年 浦安 1時間39分
2006年 平塚 1時間34分
2006年 横浜 1時間39分
2007年 和歌浦 1時間39分
2007年 横浜 1時間38分
そして、ハーフのベストは1時間35分をちょっと切った程度だったが、そこからは、見事に「低迷」しているわけだ。
「体重」が記録に影響を与えることはよく知っているものの、そのベスト時よりも今は5kgほど体重が増加しているわけだから致し方ない・・・とも言えるが結局、記録更新できる練習がされていないわけだ。
「記録」は市民ランナーにとって、ある意味大きなものでもないが、しかし「目標」を達成することの喜びを放棄していては、楽しみも半減するというもの。やはり、「記録」にはこだわりたい。
今回の「横浜ハーフ」も、決してベストコンディションでもなかった。9、10月と十分に走りこめたかといえば、そうともいえないし、また体重は全く改善していなかった。
さらに、仕事の影響もあり寝不足気味で、結局、「大会に出た」というだけだったかもしれない。
う~む、このままではいかんの~。
大阪に来て、会社の仲間にもずいぶん影響を与え、マラソンの宣教師のように広げた結果、来年の正月明けに10kmにチャレンジするものも複数現われ、ある意味自分の役割も決して無駄ではなく、マラソンの楽しさや魅力を伝えられてよかったわけだが、しかし、それでよいのだろうか?
このまま、ハーフは100分きり。フルは3時間50分台の前後で、一喜一憂していて何が進歩か?
ちょっと次のステップも考えなくてはいけないと感じ出してきている。
村上春樹が、サロマ(ウルトラ)に挑戦し、そして達成した後の虚無感。そしてトライアスロンへの挑戦など、自分などよりはるか卓越したチャレンジ精神で突き進んでいる人がいるというのに、自分は、「ウルトラなんて、そりゃ無理無理」とか、「NYCMにはいきたいけど、忙しい時期だから」とか、なんだか言い訳しかしていないような気がしてきた。
昨日の横浜ハーフは、自分では真剣に走ったつもりだ。
今まで以上に短く感じた距離だったし、それに、脚の疲れというものをそんなに感じなかった。
しかし、それは結局、100%の力を出し切れていなかったのかもしれない。
今まで、100%力を出し切って走ったといえるレースがどれだけあったか?
結局、フルでも35kmくらいから、給水所で立ち止まったり、キロ7分くらいまで落ちてしまったり、そういう「根性のない」走りをしてきたのではないか?
昨日のハーフも、もっともっと追い込めたのかもしれないのに、100分を切るという目標で、そんなものだけでよかったのか?結局目標が達成できるもので満足していないか?
これからは12月の「NAHAマラソン」があるが、なんとかよい結果を出せるだろうか?いや、ここでもう少し前向きな方向に持っていかないと、結局、このままで終わってしまうかもしれない。
走りだして、この程度でいいのか?
自分はこの程度だったのか?
もう、これ以上は無理なのか?
もういちど、リセットし走りだした頃の気持ちを思い返してみたいと思う。