昨日、横浜の根岸まで


チョコレート講習会へ行ってきました音譜


某チョコレート商社の開発部門のシェフが


チョコレート菓子の作り方について


実技をしながら教えてくださいました。


会社で参加者を募って10数名で行き


現地で4班に分かれて実技をしました。


僕らが作ったのは2枚目の写真のチョコレート



ランナーのタルト-SH3E0197.jpg ランナーのタルト-SH3E0198.jpg



ライチのチョコレートラブラブ


簡単に作り方を紹介すると



アルコールにパールパウダー色素を溶かして型に吹き付ける。


さらにカカオバター色素の赤を同様に吹き付ける。


マラカイボ65%のチョコレート(カカオの割合が65%)


をテンパリングする。


型に流したら逆さにして


余分なチョコを除去して冷やし固める。


ライチガナッシュを作る。


1 生クリームに水あめ、ローズペタルを加え加熱沸騰させ


  3分程度蒸らし香りを抽出し、裏ごしする。


2 マラカイボクリオロ49%を45℃で溶解する。


3 裏ごしした液を40℃まで冷やし2に加える。


4 ライチピューレを30℃に温め何回かに分けて


  乳化させながら3に加える。


5 完成したガナッシュを28℃まで下げて型に充填し


  冷やし固める(通常は一晩)


テンパリングしたマラカイボ65%を型に流しふたをする。




このチョコレートの表面の色はパープルレッドなのですひらめき電球


写真では分かりにくいけど鮮やかな色でしたドキドキ


ここまで凝ったガナッシュは作ったことがないし


チョコレート菓子自体パティスリーに行って買ってみたこともないし


すごく新鮮で衝撃的でした!!


今度パティスリーに行ったらケーキよりチョコレートに注目目


あと、普段テンパリングなどやる機会がなくて


ほとんど機械まかせで大量にチョコをテンパリングしていたし


でも今回実技でやってみてこういう状態になったら


こう操作するというのを実体験できて良い経験になりましたアップ


ちなみにテンパリングとはひらめき電球


チョコレートを50℃まで加温しすべて溶かした後


30℃まで下げて結晶を作り


さらに32℃まで温度を上げることにより


粗悪な結晶だけを再び溶かしきれいな結晶だけを残すことで


チョコレート独特の艶を引き出す操作です。


パティスリーのチョコレート菓子はすべてこの操作をやっています!!


今度観る機会がある方は観察すると良いですよ~~ニコニコ