雅歌とは旧約聖書のなかの書。
ここには1世紀頃の古代パレスチナに実在したとされる。
サロメという一人の女性について書かれています。
義理の父は古代パレスチナの領主ヘロデ・アンティパス
実母はその妃ヘロディア
サロメは領主ヘロデ王に
祝宴での舞踏の褒美として「好きなものを求めよ」
と言われ、サロメは母ヘロディアとの相談の結果
洗礼者ヨハネの斬首を求めた。
ヘロデ王の兄弟ビリボの妻であったヘロディアとの結婚を
ヨハネは避難し、ヨハネはヘロディアの恨みを買っていた。
ざっくりとした説明ですが(間違っていたらフォローお願いします)
旧約聖書のなかの1つのエピソードを
断片的にだけどベリーダンスで表現したのが
今回の上野夏祭りのアルカマラーニ公演でした。
公演はいくつかのステージに分かれていて
ヘロディアのイメージだったり
祝宴のイメージ
サロメの舞踏のイメージ
処刑のイメージなどなど
音楽とダンスで表現されていました。
普段観るベリーダンスとは違い、ミュージカルの音楽だけバージョンのような
でも歌詞がない分、表現が難しいと思う。
この公演のためにダンサーの方々がどれだけ苦労をされたかと思うと
ひとつひとつの手の動きや身体の動きにオーラが出ているように感じた。
観ていてまさに 美 を感じた。
でも美だけでは収まりきらない何かがあって
それが感動に拍車をかけた。
この日一日、ほわーーっとして真夏の夜の夢状態
しばらく感動の余韻に浸っていました。
この公演のすべてのスタッフの方々に
ありがとう
とてもすばらしい公演でした。
もう、全員抱きしめたい!!!!