03-06. 華 - 契機 - | 教師と生徒の事情 - Archive -

教師と生徒の事情 - Archive -

好きになった先生は、全部で4人。

関係をもった先生は、そのうちの3人。

教師と生徒の恋愛を語ります。

【登場人物】

・ルナ :高校2年のわし。名字は香田。モモンガ塾生。
・ユウカ:違う高校の2年生。ギャル。元モモンガ塾生。
・キンパ:18歳。ユウカの彼氏。高校中退。プー。
・ヒロ :18歳。ユウカの彼氏のトモダチ。高校中退。家業手伝い。



【時期】

高校2年 02月



ユウカ 『ねールナちゃん、また買い物行かない?』

ルナ 『買い物かー・・・でもアタシあんまり金ないよ。』

ユウカ 『なんつーか買い物は口実で、ルナちゃん遊ぼーよ!』

ルナ 『うん行く行くー!また渋谷?』

ユウカ 『んじゃ渋谷で!』


この前のように、ドリアン駅で待ち合わせをして、電車に乗り込む。
※ ドリアン駅:ルナの地元の駅


ルナ 「そういえば、キンパとは仲良し?」

ユウカ 「てゆーか、別れてさー。」


別れたって、あのギャル男のキンパだよね??

なんでなんで?あんなに仲よさそうだったのに???

あんな風に、好きなヒトに好かれている関係、
なんてうらやましいって思ってたのに???


ルナ 「なんで別れたの?」

ユウカ 「だって浮気されたの!しかもヒロくんのトモダチと!」

ルナ 「へ・・・へぇ・・・。」

ユウカ 「もうヒロくん関係とかいってちょー最悪じゃない?
     ルナちゃんもヒロくんと切れてよかったよね!!」


軽く天罰かな・・・と思ったアタシは悪魔?


ルナ 「じゃあユウカちゃん、今一人もん?」

ユウカ 「そうだよー。でも今目をつけてるヒトいるんだー。」

ルナ 「早いね・・・その人とはうまくいきそうなの?」

ユウカ 「うん。この前チューしたー♪
     あ、ルナちゃんこそ一人もんでしょ?」


ここで、今セフレがいるのと言おうと思ったが、やめた。

なんか、負けたような気がするから。
具体的に、何が負けなんだかはわからんけど。


ルナ 「あーまーねぇ。一人もんだよっ!」

ユウカ 「じゃあ今度、またその人のトモダチ紹介しよっか?」

ルナ 「やだよー。またヒロくんみたいなのだったら無理だし!」


ユウカはやっぱりすごいな。
別れたと思ったらまたすぐオトコができて・・・。

アタシは、ユウカに何か勝てるのかしら?



+ + + + + + + + + + + + + + + +



買い物を"口実"というわりに、ユウカの買いっぷりはすごい。
どこにそんな金があるんだ?っていうぐらいに。


ルナ 「ユウカちゃんどこにそんな金あるの??」

ユウカ 「時々パパに会うんだけど、そこで金くれるんだ。」

ルナ 「えっ?パパ!?」

ユウカ 「違うって(笑)うち両親離婚してるって言ったじゃん。
     でもってアタシだけ時々パパに会ってるんだ。」

ルナ 「はーそうなんだ・・・」

ユウカ 「て言ったって、金はいくらあっても足りないよー。」

ルナ 「そうだよねー。マジで金欲しいよー!」

ユウカ 「誰か親切なヒトが金くれないかなー。」

ルナ 「1億拾って、その謝礼金で1千万でもいいや!(笑」

ユウカ 「バーカ!まず落ちてねーよ!!(笑」


金金騒ぎながら、ハチ公前を歩いていたら、
いきなり、キレイなオンナが話しかけてきた。


謎女 「こんにちわー。」

ユウカ 「はい?」

謎女 「今ヒマですかぁ?」

ルナ 「いや・・・なんか勧誘ですか?」

謎女 「あ、ごめんね。アタシこういう者です(笑」


謎女が渡してきた名詞には、

『- Space Venus - 取締役 相沢 カオリ 』

と書いてあった。




Space Venusは、モー娘。のPS2のゲームから取りました。
元モヲタでも、あのゲームはつまらんかったなぁ。

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