31km~35km 20:28(4'05/km)
ここまで力み無く進めたことが功を奏したのだろうか、30kmを過ぎても脚が問題なく動く。
28km地点でも感じたが、こんなことは初めてだ。
その勢いのまま、35km地点に到達。
ペースも脚も変化なし。
ここだ・・・・
このタイミングで、よほどのことがない限り、
自分のタイムが3時間を切れることを確信した。
35km地点でマグオン(アップル)を摂取。
36km~40km 21:53(4'22/km)
ようやくというか、なんというか。。
さすがにこの区間になると脚が重くなった。
キロ4'05がリラックスして出せなくなってきた。
並走していたぼんさんの姿が遠ざかる。
どうする?根性でギアを上げるか?
(=55分切り狙うか?)
・・・いや、ちょっと待て。
水戸はここからが激坂含め最後の集中攻撃がくるところだ。
ここで全力を出して走り、攣りや何かのトラブルで歩くことだけは絶対に避けなければならない。
手の甲に書いた文字「今日こそサブスリー」を見て、手堅くサブスリーを死守すべく、ここまで走っているフォームを崩さないように走った。
つくばでは、この先に挑もう。
長く並走させてもらったぼんさんに感謝しつつ、単独走に切り替えた。
ここで、サムさん、ヲッチさん、マサにぃさん、いわさんとスライド。
サムさん、マサにぃさん、いわさんも3時間切りを確信したのか、とても笑顔だ。
さらに、mieさんともスライド。
このタイミングでのスライド=国際は間違いない!と感じた。
崩れて止まらないことを最優先に、落ちゆくラップを受け入れて、ゆるやかな上りを淡々と走った。
沿道の声援にも、感謝の気持ちで応えた。
41km~Fin 10:04(4'34/km)
水戸のラストの激坂。
正直、目の当たりにするとこの高低図で見るよりも遥かに急だった。
距離にして500m弱だろうか。
佐倉のラスト坂より長く、急角度だ。
ぐぉっ、、、
このラスト数キロでこれはないだろ〜?(^◇^;)
歩くランナーもいた
這うように走り、ラップは大幅に落ちる。
ようやく登りきった。
もう残り1キロは切っているはず。
だけど、まだゴールは見えない。
スピードは大分落ちている。
でも、、、そんな状況でも、もう少しで終わるのかと感慨深くなった。
そして、、、
遂に、目の前200m先にゴールの省庁が見えた。
サングラスを外して、
よりクリアにフィニッシュゲートを見た。
・・・本当、あっという間の42kmだった。
本当、自分でも信じられないほど冷静で、順調に辿り着いた。
でも、ここに至るまでの日々は、
本当に長かったよ。。。
残り100m・・・
涙が止まらなくなった。
そして遂に、、、
ゴールタイム
2時間56分24秒
昨シーズン達成できず、春夏の長い期間を経て、
ようやく、心からの、マラソン人生最大のガッツポーズをすることができた。
ゴール後〜打ち上げ編に続く
最後までお読みいただきありがとうございました!