マンハッタンの驚愕物価対策はLトレインで | だれも書かない★ニューヨーク1%未満★

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日本からは見えにくい、知られざるニューヨークやニューヨーカーのこと、たまにプライベートなことを書いています。

 

昨日早朝、車の修理に

クィーンズとブルックリンの

ちょうど境界線辺りまで行ってきました。

 

はい、我が家の夫が好きな

節約ゲームの一環です。

 

アッパーイーストに住んでいると

大金持ちや大きな会社の経営者ほど

小技の効いた節約の積み重ねを

上手にしているということを知りました。

 

以来、わたしも会社経営の面で

生かそうと日々、実践しています。

 

 

行きは車でミッドタウントンネルから

何やらグーグルのナビゲートのまま

グルグル住宅街を縫って。

約45分。

 

 

帰りは二ブロック先に地下鉄の

Lの駅があったのでそれに乗って

帰って来ました。

 

かなりの手間ですが

これで大きく節約できるんだもの。

面白がって楽しむのが一番!

 

 

 

 

行ったのはこの修理工場ではなくて

もっと小さなところです。

 

 

 

修理工場の近所はこんな感じ。

高層ビルで切り取られた空しか

見えないマンハッタンと違い

真っ青の空が広くて気持ちがいい。

 

でも、マンハッタンでは見ない

電線が頭上を走っています。

(マンハッタンの電線は銀座同様地下に埋められています)

 

そして地下鉄Lトレインの中は。。。

朝のラッシュアワーでしたが

まだ混み始める前でした。

 

 

 

彼女たちどちらも肩や脚にタトゥが

 

 

 

車内は平均年齢30代!

 

女子はタトゥ

男子はあごひげ!

 

これが今のニューヨークでは

ちょっとルースで自由な若者の

標準装備なんですね。ウインク

 

あ、あごひげは

わりとコンサバな

ウォールストリートでも

35歳未満の男子はみんな

無精髭をはやしているNYです。

 

 

娘も大学を卒業して

就職をしたら、最初の二年は

うちで居候して貯金をし、

その後はブルックリンに

友だちとルームシェアで

住みたいといっています。

 

こんな感じで通勤するのでしょう。

 

ニューヨークの若い子たちは

親がどんなに裕福でも

親に頼らず自費で

質素に暮らす道を選ぶ人が多い。

 

で、あっという間にお金を貯めて

結婚前に自分用の小さなアパートを

買ったりします。

 

自分の生まれ育った家も

自分の家ではなく

「両親の家」といいます。

 

この辺りのけじめがすごくしっかりしています。

 

こういうことはわが娘も例外でなく

本当にしっかりしているのです。

親の躾とか関係ないですね。

 

 

 

さて、大人になっても

若いころ同様に

相変わらず締まり屋さんのままなのは

うちの夫です。

 

 

車に故障があれば

多分、ほとんどの人が

直営のディーラーに出すでしょう。

 

いえ、我が家もそうしていたのです。

保険があったうちは。

 

が、車が10年目を超えたあたりから

ディーラーだとなんだか不必要なことまで

あぁしたほうがいい、こうしたほうがいいといわれ

やたらお金がかかることが分かりました。

 

そこで前回、サスペンションの故障の際は

(故障は1カ所なのに4カ所全部替えろとディーラー)

夫がググりにググって

ブルックリンのちょっと野放図な雰囲気の

ドイツ車専門修理工場を探して来たのです。

 

で、修理に出してみたら。。。

 

めちゃくちゃ親切でしかも車を熟知している。

(と、高校時代、修理工として働いた経験のある車好きの夫)

 

何せここの職工さんたちは

中古でもおんぼろでも

なんでもいいからドイツ車を所有

というのが雇用の条件です。

徹底しているのです。

 

で、ディーラーでいわれたのの10分の1のお値段。

6000ドルが600ドルですんだのです。

 

これがわたしなら、

何がなんだかわからないから

行ったこともないところまで

はるばる来ようなんて思わず

きっと言われるままディーラーに

払っていたことでしょう。

 

今の時代、

情報を自分でさがしてつかんだ人が得する時代。

 

 

 

ひとたびマンハッタンを離れると

マンハッタンとは

全く違う世界があって

人々は実直に、違う物価で生活をしている。

 

せっかく足の便があるのだから

その物価の恩恵、できるだけ

利用しない手はないですね。

 

 

また同じアッパーイーストでも

ホールフーズより安くて

お魚や出来合いのものが美味しい

Citarella

 

イーストハンプトンに続き

サウスハンプトンにも進出してきて

住人に愛されています。

 

 

混んでいるのがタマにキズだけど。。。

なるべく足を運ぶようにしています。

 

 

 

そうそう、Lトレインといえば

ユニオンスクエア駅から

今話題のウィリアムズバーグを通過し

そのままブルックリンの奥深くに

入っていく地下鉄のラインです。

 

が、5年前のハリケーンサンディで

トンネルが水浸しになった影響で

とうとう地下鉄を閉鎖して

改修工事をすることになりました。

 

始まるのは来年3月。

1年から15ヶ月間はLは使えなくなります。

 

ということは、多くの人がとても不便な思いをすることになります。

 

きっとNY市長はバスを走らせるなり

何か代替案を考えていると思いますが。

 

もし来年のその頃NYにいらっしゃるなら

ちょっと覚えておいてください。

 

今日もすばらしい1日になりそうです。

どうぞみなさま、よい1日を♫

 

 

 

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