かつて日本では、わりと最近まで日常生活も着物で過ごすクラスが存在しました。
そして、ここニューヨークには、ハイヒールのまま家の中でくつろぐクラスが存在しました。
ディナーの際は、たとえそれが自宅でも、正装で着席するクラスがね、存在したのよ。
アッパーイーストではプレウォー(Pre-War)といって戦争前、もっというと世界大恐慌以前(1920年代まで)のバブル期に建てられたビルがたくさんあって、新しいモノ好きの日本人には信じられないことに、多くのアメリカ人はそういうビルこそ価値があると思っているの。
天井が高く、暖炉があって、壁は単なるプラスターじゃなく本格的コンクリート、音が漏れないばかりかしっかりした造り、加えてリビングルームの隣に独立したフォーマルダイニングルームがある。
それが典型的なプレウォーのビル。
そこには、ついでにメイドルーム(キッチンの横などについているベッドルームにするには小さいお部屋でオリジナルは住み込みのメイドさんのお部屋だった)もあるのが一般的。
うちもアッパーイーストの多くのアパートの例にもれず、フォーマルダイニングルームや、暖炉のあるリビングルーム、メイドルームがあるプレウォーのアパートに住んでいるんだけど、(といってもうちのはそんな広くないし)メイドルームは物置、ダイニングルームは娘とわたしの本や書類でてんこもり。
食事のほとんどはキッチンですませる毎日。笑
で、最近はどうやら、多くの家庭のフォーマルダイニングの使い道も似たり寄ったりです。
そして、ここニューヨークには、ハイヒールのまま家の中でくつろぐクラスが存在しました。
ディナーの際は、たとえそれが自宅でも、正装で着席するクラスがね、存在したのよ。
アッパーイーストではプレウォー(Pre-War)といって戦争前、もっというと世界大恐慌以前(1920年代まで)のバブル期に建てられたビルがたくさんあって、新しいモノ好きの日本人には信じられないことに、多くのアメリカ人はそういうビルこそ価値があると思っているの。
天井が高く、暖炉があって、壁は単なるプラスターじゃなく本格的コンクリート、音が漏れないばかりかしっかりした造り、加えてリビングルームの隣に独立したフォーマルダイニングルームがある。
それが典型的なプレウォーのビル。
そこには、ついでにメイドルーム(キッチンの横などについているベッドルームにするには小さいお部屋でオリジナルは住み込みのメイドさんのお部屋だった)もあるのが一般的。
うちもアッパーイーストの多くのアパートの例にもれず、フォーマルダイニングルームや、暖炉のあるリビングルーム、メイドルームがあるプレウォーのアパートに住んでいるんだけど、(といってもうちのはそんな広くないし)メイドルームは物置、ダイニングルームは娘とわたしの本や書類でてんこもり。
食事のほとんどはキッチンですませる毎日。笑
で、最近はどうやら、多くの家庭のフォーマルダイニングの使い道も似たり寄ったりです。
そんなふうに、時代の変遷で、どんどん生活形態が変わり、カジュアル化しているのはここニューヨークも同じ。
だから普段ふつーに生活しているとまったく気づきもしないことだけど、アッパーイーストにはまだひっそりと、しかし厳然と裏に存在するんですよ。
フォーマルで格式ばった昔のいい方や、25ans が昔大好きだった表現を使うなら、「NY社交界」ってものが。
今年も娘にこんな招待状が届きました。
アッパーイーストの上流を仕切る、といっていい、ニッカボッカーズ・クラブが主宰する私立高9年生と10年生対象のブラックタイ・パーティへの招待状が。
だから普段ふつーに生活しているとまったく気づきもしないことだけど、アッパーイーストにはまだひっそりと、しかし厳然と裏に存在するんですよ。
フォーマルで格式ばった昔のいい方や、25ans が昔大好きだった表現を使うなら、「NY社交界」ってものが。
今年も娘にこんな招待状が届きました。
アッパーイーストの上流を仕切る、といっていい、ニッカボッカーズ・クラブが主宰する私立高9年生と10年生対象のブラックタイ・パーティへの招待状が。
ニッカボッカーズとは、歴史に詳しい方ならご存知だと思いますが、初めてマンハッタンに入植してきたオランダ人たちをこう呼ぶのよね。
そのルーツを大切にしたいという意味合いをこめた格式の高い五番街のプライベートクラブ。
ここは、別学の私立校が主体のアッパーイーストサイダーのために、小学校2年生になると、男女を集めて、社交ダンスを教えるクラスなども大真面目に主宰しているの。笑
もちろん、そんなクラスがあることは、どこのサイトにも載ってないし、雑誌や新聞に広告をだしているわけでもありません。まさに知る人ぞ知るクラス。
ニッカボッカーズ・クラブの関係者たちが、ふさわしい家庭の子女だと判定する家族だけに情報を流し、こそっと応募される放課後の活動なんですよね。
レッスンの日は、男子はジャケットとタイを着用、女子はストッキングに皮革の靴を履き、スカート着用、白い手袋持参が義務づけられています。笑
小学校低学年の子がよ。
しかもダンスをした後は、お話をする時間もあって、まずはどう自己紹介するかとか、何を話題にするかも学ぶのよ。
え~っっっ! いまどき、なにそれ~、時代錯誤????
てなことが行われているわけです。
で、9年生ともなると、こんな招待状が届き、格式あるクラブでブラックタイのパーティが開催されるの。
これをNY社交界といわず、なんといいましょう。笑
18歳になると、デビュタント(社交界デビュー)のパーティも、別の組織ジュニア・リーグなど主宰で行われるし。
ちなみに、あのゴシップガールにもこのクラブを彷彿とさせるダンスのレッスン風景が登場します。
そのルーツを大切にしたいという意味合いをこめた格式の高い五番街のプライベートクラブ。
ここは、別学の私立校が主体のアッパーイーストサイダーのために、小学校2年生になると、男女を集めて、社交ダンスを教えるクラスなども大真面目に主宰しているの。笑
もちろん、そんなクラスがあることは、どこのサイトにも載ってないし、雑誌や新聞に広告をだしているわけでもありません。まさに知る人ぞ知るクラス。
ニッカボッカーズ・クラブの関係者たちが、ふさわしい家庭の子女だと判定する家族だけに情報を流し、こそっと応募される放課後の活動なんですよね。
レッスンの日は、男子はジャケットとタイを着用、女子はストッキングに皮革の靴を履き、スカート着用、白い手袋持参が義務づけられています。笑
小学校低学年の子がよ。
しかもダンスをした後は、お話をする時間もあって、まずはどう自己紹介するかとか、何を話題にするかも学ぶのよ。
え~っっっ! いまどき、なにそれ~、時代錯誤????
てなことが行われているわけです。
で、9年生ともなると、こんな招待状が届き、格式あるクラブでブラックタイのパーティが開催されるの。
これをNY社交界といわず、なんといいましょう。笑
18歳になると、デビュタント(社交界デビュー)のパーティも、別の組織ジュニア・リーグなど主宰で行われるし。
ちなみに、あのゴシップガールにもこのクラブを彷彿とさせるダンスのレッスン風景が登場します。
アッパーイーストの私立校に通っている子たちはわりとドレスアップする機会も多く、男子たちも14、5歳ともなるとブラックタイ、中にはホワイトタイを持ってる子も。
が、うちの娘は今のところこういうのまったく興味なし。笑
昨年も行かなかったし、今年も行かないといってます。
ただ、カードを見て、
「あっ、コミッティにトリー・バーチの名前がある!」だの、
(トリー・バーチの双子の息子さんは9年生)
「うわっ~、プレジデントって、昨年までうちのビルの二階に住んでたあの男の子のママでしょ?」
「ルイーザのお母さんも理事だ~」
と盛り上がっていました。
昨年も行かなかったし、今年も行かないといってます。
ただ、カードを見て、
「あっ、コミッティにトリー・バーチの名前がある!」だの、
(トリー・バーチの双子の息子さんは9年生)
「うわっ~、プレジデントって、昨年までうちのビルの二階に住んでたあの男の子のママでしょ?」
「ルイーザのお母さんも理事だ~」
と盛り上がっていました。
意外に身近なところにそういう秘密クラブでご活躍されている女子たちがいるアッパーイーストの暮らし、わたしはずっと、アウトサイダーの目線で見ながら暮らしているから、これはこれで面白い♪
というわけで、やっと週末ですね。
みなさまどうぞよい週末を♪
Rish NYからのお知らせ
お待たせしました♪
来週は、いよいよ新しいアクセサリーがお店にならびます。
アンティック調、シャネルを彷彿とさせるノリ。
これからの季節、ぜひ重ね付けをして楽しんでください!