みなさま、こんにちは。
昨日は、無事に撮影終わりました。
暖かい励ましのコメントをいただきとてもうれしかったです!
今回はもうすぐご紹介する、Rish NY たみよちゃんスタイルのクリスマス・セレクションのコラムのための撮影だったのです。
今回ばかりは、レンズが壊れることもなく、無事に終わりました。
さて、今日は、いよいよ月曜日から3か月間、開催する予定の、みなさんのお力をお借りして、Rishが東日本震災支援で援助することにした幼稚園についてご説明させてください。
期間中にお買い上げいただいたアクセサリーの総売り上げの25%と、こちら↓の商品の売り上げの半額を、いわき市の久之浜第一幼稚園の再建に役立てていただきます。
今回の寄付金の目標は、まずは100万円。
もし、3か月以内にどうしても100万円が集められなかったら、差額はRishで負担したいという心意気でおります。
どうぞよろしくご協力お願いを申し上げます。
さて、支援先に決めた幼稚園は、福島県いわき市にございます。
何度も繰り返すようですが、わたしも10月にいわき市を訪問して初めて知ったことですが、
いわき市は、現在人口が流出するどころか、パンク寸前に増えています。
福島原発の作業員の方たちの基地としての役割を果たす一方、10キロ圏、20キロ圏内の方の多くが避難先をいわき市に選んだことも大きな原因かと思います。
幸いなことに、風向きの関係で、放射線量も住めないほどではありません。
そのため、子どもたちもたくさん! います。
10月には仮設住宅も訪れたのですが(追ってご紹介)、そこにも10人ほどの子供たちが暮らしていました。
ですが、中には、3月11日にこのような被害をうけた学校もあります。
海岸から10メートルの風光明媚なところに建つ久之浜第一幼稚園です。
園児たちは、夏は浜辺で貝殻ひろいをし、冬は海岸沿いをマラソンするというすばらしい環境にいたのです。
ところが、3月11日、午後2時46分、
かつて経験したことのない大地震が幼稚園を襲いました。
このとき、幼稚園には、1コース目のバスで帰宅した園児45名を除く80名の園児が残っていました。
普段の避難訓練であれば、揺れが収まってから屋外に退避するところですがあまりの揺れの長さに危険を感じ、全員を園庭中央に集め、、迎えの保護者たちが園児をかばう体制で、揺れが収まるのを待ったそうです。
ところが、なかなか地震はおさまりません。
とうとう、周囲の建物の倒壊と津波を警戒し、地震の中、戻ってきた小型バスと、続いて戻ってきた大型バスに子どもたちを乗せ避難させたそうです。
また、父母の会の会長さんがワゴン車でかけつけ、残る預かり保育の児童と職員が添乗し、学校の重要書類なども持ち出し、高台のお寺に避難したそうです。
お寺に避難した後も、不安を増長させない配慮から、子どもたちは車の中から出さず、保護者がつきそい言葉をかけ、歌を歌い、津波で園舎や近所の建物が倒壊するさまを見せずにすんだそうです。
大型バスで避難した子どもたちも、途中で高台で避難し、しかも保護者が手遊びをしたり、歌ったり、とっさの機転をきかせ、泣きだす子どももひとりもいなかったそう。
すばらしいですね。これって先生たち、本当にすごいと思います。うるうる。
津波で、幼稚園や家を流されたご家庭もあったそうですが、園児たちは全員無事でした。
そして4月には、延期されていた平第一幼稚園と合同で入園式が行われました。
連絡が取れなかったお友達、避難していたご家庭ともなんとか連絡がとれ、こうしてみんなで再会することができたのです。
ただ、久之浜地区の一部が、原発の放射能漏れによる計画避難地区に指定され、現在の場所で幼稚園を再開することは困難であるということ。
そんな中、職員や父兄の配慮で、子どもたちの心のケア講座を開催したり、
幼児期における放射線の影響についてお話を伺う会を開いたりしながら、園児と保護者の方々の心と体の健康を気遣いながら、平泰一幼稚園に場所をお借りしながら、一歩一歩前に進んでいるそうです。
ご存じのように、この年齢における集団教育は、言葉に尽くせないほど大切です。
だからこそ、再び、久之浜第一幼稚園が開園できるよう、みなさんのお力をお借りできないでしょうか。
いわき市はまさに、福島原発のおひざ元。
ところが、いわき市民が受けている電力は東電からではなく、東北電力からだということは多くの方がご存じだと思います。
いわき市の方々にこれからもわたしたちは手を差し伸べ続けなくてはいけない義務があると思います。
世界中が心配し、手を差し伸べてくれた東日本震災ですが、世界各地でもあまりにもいろいろなことが起こりすぎている今、これからは、自分たちのことは自分たちで守っていかなくてはいけないと、ここ、NYで実感しています。
みんなが目を背けたい問題だと思いますが、時にはいっしょに、しっかり目を見開いて、力を結集しましょう。
いわき市の大切な未来財産である子どもたちが安心して遊び、学べる場を再び。
どうぞよろしくお願いします!
期間中に、Rish NYのアクセサリーをお買い上げいただくと、こちら↓の包装紙に愛といっしょに包んでお届けです。
雪だるまの絵は、久之浜第一幼稚園の子供たちが描いてくれましたよ。
この包装紙をデザインしてくれたのは、NY在住のみさこちゃん。
この包装紙にまつわるちょっといいお話しも追って続きます。
そして、印刷はいわき市の印刷屋さん、ニッポン印刷企画社の片寄社長にお願いしました。
ニッポン印刷企画社 電話番号 0246-23-7947
今朝、東京オフィスのパートナーくみこさんからメールが来て、包装紙が届いたとお知らせいただきました。
とってもきれいだそうです。
皆さんのお手元にも届くといいのですが。どうぞよい週末を!