ガイジン・マダムたちもしている!フクシマ救済 | だれも書かない★ニューヨーク1%未満★

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日本からは見えにくい、知られざるニューヨークやニューヨーカーのこと、たまにプライベートなことを書いています。

みなさま、おはようございます。

今朝もニューヨークは晴天。

白い雲がいい具合に「芸」をしていて、ニューヨークのスカイラインが美しいです。




さて、今日は、日本で、あまりメディアに取り上げられることはないんだけど、

アメリカ人をはじめとする外国人のマダムたちが本気で取り組んできた福島救済のご紹介です。

心温まるエピソードを紹介しながら、わたしたちにでもできることをひとつ提案します。




ぜひ、最後まで読んでくださるとうれしいです。




長く拙ブログにお越し下さる方は、わたしには、フクちゃんというすっごい親友がいることをご存じだと思います。



彼女は、震災以来、かなり早い時期に、何度も被災地を訪れ、ボランティア活動にも取り組んできました。


何日もお風呂にも入らず、寝袋に寝て、粗末な缶詰の食糧でも平気でいられるって、

国際基準で考えるホンモノのお嬢さまの条件なんだけど、

フクちゃんは、(鳥居晴美ちゃん同様)その条件を兼ね備えているのよね。



さて、ここでご紹介するのはそのフクちゃんが、この夏かかわったプロジェクトです。



福島県の養護施設に暮らす、いわば、放射線、虐待、など、ただでさえも三重苦に苦しむ子供たちを、夏休みの間、東京によび、楽しい時間を過ごさせてあげたのです。



以下、フクちゃんからのメールを元にご紹介しますね。


メモ

今回は Living dreams.jp
www.livingdreams.jp (NPO法人 青少年国際教育促進協会)とSolare Hotels 日本フィルハーモニー が合同で行ったイヴェントで動きました。



招待したのは福島県の2つの養護施設の小学生達(ADHDの子供達もいます)です。


るみも愛宕のうちのお食事会で会った、ジュリアが元々活動していて、今ベトナムに住むエイミー からも頼まれての参加でした。



その理由は、主旨と金銭面が非常に明確だったからです。



養護施設に預けられDVとか心の傷が深い上に、今また放射能の問題がある子供達、まして国家予算が福祉関係は削られている現在の日本においては過酷です。


またそこで働いている人達にとっても。


アメリカンクラブも日フィルも本当に素晴らしいサポートしてくれました。

キッザニア や無料でお部屋を多数とって下さったSolare Hotels も。


ロンドンフィルの主席ヴァイオリニストだったマイクさんもリトリートで面白く盛り上げて下さって、本当のミュージックリトリートとは何かを学ぶ事が出来ました。



心から楽しかったの、みんなが。先生もスタッフも子供達も。


るみに話したように 白河学園(福島県白河市)と磐城育英舎(福島県磐城市)では本とか身の回りの品が必要(特に本かな)との事でしたので送るつもりです。



なんせ子供の本は家に売る程あるしね。本って大切よね子供は特に。


まだ日程は決めていませんが、次回はこちらからアートセラピー(私の入ってる日本臨床美術協会の人々)を連れてリトリートしようかと考えています。



8月20日の大船渡でのアートイベントもなかなか大変だったが実りはありました。

こちらはアートコレクターの団体のイベントですが,公民間で30人寝袋で雑魚寝。





と、フクちゃんという人は、ホント、日本では、「えっ?」と耳を疑うような方々と普通にお付き合いしているマダムなんだけど、基本、肩書きとか名誉、地位で人を選ぶ人じゃないのよ。



うちの娘も小さなころから、「フクちゃん」と呼ばせてもらっています。



心が通じたらGO! みたいな、いくつになってもそういう柔軟さのある人。



福島の子供たちのために、ガイジンゲットーの砦といってはなんだけど、アメリカンクラブも、子供たちを招待して、本当に楽しい時間を過ごさせてあげたようです。



おもてなしするほうも、子供たちの可愛さに心がなごみ、ひさびさに楽しい時間を過ごせたということでした。



ボランティアの醍醐味ってこれなんですよね。






さて、ここでみなさんにもできる この養護施設の子供たちへのプレゼントを提案します。



養護施設の子供たちは3歳から18歳まで本が大好きです。



けれど、予算的な厳しさから、ぼろぼろになった本をみんなで回し読みしている状況。



そこでです!



ご自宅に、新品同様のきれいな子供の本、中高生までが読める本があれば、ぜひそれを送ってあげてほしいのです。



送り先は、以下の通りです。



・白河学園

福島県白河市字和尚壇山2-9

電話0248ー23-3509

〒961-0984



・いわき育英舎

福島県いわき市小川町字大阪5

0426-83-1571

〒979-3124




繰り返すようでごめんなさい。お送りいただく本は、新品か新品同様でお願いします。

これは、今や、物資での寄付をする際のマナーです。



また、ただ本を送りつけるのではなく、一言でも二言でもお手紙をつけてください。

ものすごく喜ばれるはず。





ほら、わたしのチャレンジに対し、みなさんがご寄付くださったときも、暖かいコメントがつけてあって、今もそのことを思い出すだけで目頭が熱くなるほどうれしいものなんです。





また、お送りくださる本は、きれいで、読んでいて楽しいもの、

本を通じて夢がみられるような、わくわくする本、見ているだけで楽しくなる本などを中心にお願いします。





ただでさえも、辛い思いをしている子供たちです。

あまり悲しすぎるお話、深刻なお話、お勉強っぽい本はこの際パスしましょう。



どうぞよろしくお願いします!






だれも書かない★ニューヨーク1%未満★
子供は未来の世界財産です。
みんなで大切に育てていきましょう!







次は、国を動かして簡単にできる効果的なフクシマ救済のアイディアを、ぜひ! みなさんにもお聞きいただきたいと思います。



実現にはみなさんのお力が必要です。

どうか、ぜひご協力ください。



To be continued!