世界中の方から、今、何かできることがしたいんだけど、と心強いメールをいただいています。
わたしの周囲でも、オフィスでファンドを立ち上げてくださる動きがでてきました。
わたし自身も、今何ができるかを考え、近い将来にすると決めたことに向けて、動き始めました。
日本にお住まいの方が、
深い不安に包まれて暮らしてらっしゃることを思うと、いてもたってもいられません。
今、みんなでできることをまとめてみました。
まずは、
節電だと思います。
都内では計画的停電が始まるそうですね。
いろいろなご不便があると思いますが、多くのみなさんが協力的でいらっしゃるようで、頭が下がります。
まだ原発の不安が残り、
これから大きく押し寄せてくるのは、精神的な不安や恐怖というダメージだと思います。
お子さんのいらっしゃる方、
繰り返すようですが、どうかお子さんの恐怖を少しでも軽減してあげてください。
お子さんたちの笑顔を取り戻すべく、津波のように押し寄せるネガティブで刺激的な情報から守ってあげてください。
そのお子さんの精神年齢にもよりますが、
7歳、8歳ぐらいまでの子供の世界観では、異常時には、自分のことでいっぱいいっぱいになってしまいます。
特に視覚的刺激に子供は圧倒的な影響を受けてしまいます。
現在起こっている異常事態をなんとか理解し、恐怖という感情を乗り越えてきちんと消化できるのは、自身の心にゆとりのある時。
大人だって、たとえば、自分のことでいっぱいいっぱいでパニック寸前のときに、
他国で困っている人の身になって何かするのはとてもしんどいことです。
歯を食いしばってでも、子供の前では平常を装ってあげてください。
13歳ぐらいまでは、親が情報はコントロールして与えるべきだと、アメリカの児童心理学者たちは呼びかけています。
わたしたちが想像する以上に深い傷跡を長く遺すことになってしまう可能性があるんです。
また、被災を軽く免れた方、または海外にお住まいで、何かしたいと強く思ってらっしゃる方、
今の時点で、細々としたものを被災地に送るのは、インフラが整っていないため、足手まといになりかねないようです。
混乱した情報が錯綜する中、いろいろと調べた結果、あなたの誠意と祈りを確実に届けられる団体を選んでみました。
一番信頼のおける団体は、赤十字 です。
日本赤十字社は、今、東北地方太平洋沖地震で被災なさった方々、地域への義援金の口座開設を準備しています。
13日から迅速に、被災が一番深刻だった地域に調査団を送り込んでいます。
本部はフランス、現地に、直接医師たちと看護婦さんを送りこむすばらしい活動をしている団体です。
1999年にはノーベル平和賞を受賞しています。
世界中の人たちが動いています。
何か力になりたいと団結していますよ。
お願い:
いろいろな団体がありますが、ご寄付をなさる前に、かならずご自身でもファイナンシャルレポートをチェックしてみるとか、お調べになり、ご自身で納得の上、なさいますことをお薦めします。
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このブレスレット、ティーンたちの間で話題沸騰すればいいですね。
そして、きっと世界中の祈りは届くと信じています。