お国なまりバリバリでもNY中枢に受け入れられる英語 | だれも書かない★ニューヨーク1%未満★

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日本からは見えにくい、知られざるニューヨークやニューヨーカーのこと、たまにプライベートなことを書いています。

今回、10月4日のイベントを詰めるにあたり、遠隔操作では限界があると実感し、帰国しました。

 

友人、知人の温かい助力のおかげで、すばらしいイベントを実現できそうです。

 

詳細は追ってお知らせしますので、どうぞ楽しみにしていてください。

 

今回のチャリティイベントにあたって、途中、何度も弱気になったりしましたが、

 

 

そんな時、またはビジネスの面で難題が立ちはだかったとき、

 

 

わたしは、Room to Read の創設者で、元マイクロソフトのエグゼだったジョン・ウッドのこんな言葉を思い出すことにしています。


世の中には、うまくいかない理由あげることが大好きな人が多すぎて、

 

「応援しているよ」と励ましてくれる人が少なすぎる。

 

最大のリスクは、たくさんの人が、あなたを説得して夢をあきらめさせようとすることだ。

 

一人で考える時間が長いほど、否定的な力に引き寄せられていく。

 

けれど、幸いなことに、わたしの周囲には、応援しているよと言ってくれる人が多く、

 

 

しかもかけ声だけでも十分ありがたいですが、力も貸してくださるのです。

 

弱気になったときは、否定的なことをいう人をなるべく近付けないことが肝心なのかもしれませんね。

 

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泣けるビジネス書です。チャリティの世界にビジネス・スキルを持ち込んだ画期的な経緯も。


 

新しくお目にかかったお一人、小学館 から出版されている富裕層に無料配布する雑誌「ラピタプレミア」誌編集長の中山さん、笑顔がとってもチャーミングな方。

 

 

 

バイリンガルの中山さん、趣味と実益を兼ねて世界中を飛び回ってらっしゃるようで、羨ましいのなんのって。

 

 

その中山さんと話していて話題に出たのが国際ジャーナリストの大野和基 さんのこと。

 

 

中山さんいわく、20代のかなりとんがっていたころ、彼が取材したいと思うCIAFBIがらみのことを、少し年上の大野さんが一足先に取材しているということが何度があって悔しい思いをしたそうな。

 

 

そう大野さんは、昔からCIA、FBI, NYPD(NY市警察)に入りこんでいてそういう取材が得意。

 

その手の取材なら日本では右に出る人はいないのではといわれているようです。

 

蛇足だけど、このとき、かつてのライバルをすかっと褒めることができる中山さんって器の大きな人だなと思いました。

 

 

だってフツー、ライバルが話題にのぼれば、

 

 

「まあね、確かに彼がんばっているよね・・・・」

 

 

と一応は受けたものの、

 

 

「でもね・・・・彼ってさぁ・・・・」とネガティブな話、悪口みたいなことが次々と口から飛び出す殿方が結構多いです。

 


 

さて、その大野さん、もちろん英語はとてもお上手。

 

近い将来英語で小説を書きたいとおっしゃるほどなので、語彙やネイティブな言い回しとか、かなりのレベルなはず。

 

 

でも! 大野さん日本語アクセントはあるのよ~。

 

幼少時代を海外で過ごされたわけではなくあそこまで達成なさったのですもの、本当にすごいことだと思います。

(大野さん、今頃くしゃみしてんじゃない^^)

 

そしてそこがいいと思いませんか。

 

 

だって、アクセントがあるからと手加減して話して下さっているところで、いきなりぽ~んと難解な単語など何気で挟んでみてください。

 

 

お~ってな感じで見直されること請け合いです。

 

しかも大野さんの英語はすごく聞き取りやすい英語です。

 

では日系航空会社の機内放送が聞き取りにくく、日本語なまりのある大野さんの英語はなぜ通じるのか。

 

 

 

 

以前の、東大出身の超エリートの友人のエピソードを思い出してください。

 

 

 

 

彼は、メールやレターならきっと完璧な文法で文章を書ける人。

 

 

読むのもきっと得意なはずで、語彙もかなり広 いはず。

 

 

けれど、JFK空港で、「ワシントンに行く」というその一言が、何度繰り返しても通じなかったんです。

 

 

そう、彼はントンとシを強調して発音していたのです。

 

 

これを~シントンと発音していたらいくら、カタカナっぽい発音でも通じたはず。

 

 

日系航空会社の機内放送も、よ~く注意していると通じないポイントは似たようなこと。

 

 

単語のアクセントの置き位置が間違っていたり、

 

 

一つのセンテンスを話す場合の、山あり谷ありの抑揚の付け方が間違っているか、全体に平坦すぎるか。

 

 

でもね、日系航空会社のフライトアテンダントの方々の英語を聞きとれるものにするのは簡単だとわたしは思います。

 

 

アナウンスする内容をネイティブに実際に話してもらい、それを録音し、ipodなどに入れ何度も繰り返して聞くこと。

 

 

きっと30分も集中して聞けばネイティブのイントネーションは身につくはず。

 

 

余談ですが、うちの娘の学校では、第二外国語の授業に、ipodを使用しています。

もちろんこんな贅沢なことが可能なのは、私立校であり、多くの太っ腹で教育に熱心な父兄の寄付に裏付けられているからですが。

 

 

要はノリなんです^^

 

 

リズムっていうか。

 

そうそう、美しい発音の英語アナウンスといえば、新幹線内の英語のアナウンス。

 

とてもクリアで、うっとりする声のトーンの感じのいいブリティッシュな英語です。

 



 

NYで周囲の友人を見回すと、

アルゼンチン出身のピアニストのマリアも、

イタリア出身のアーチストのドナテッラも、

 

長年NYに暮らすほどにお国訛りはどんどん強調されるばかり。

 

 

でもそれが彼女たちのエキゾチックな魅力となっていて、どうやら彼女たちもそれを上手く利用しているように思えてなりません。


わたしの知る限り、アクセントのある英語を話す女性をセクシーだと感じている男性、すごく多いみたいです。

 

 

 

次回は、大野さんや、語学の天才であり、慶応大学でビジネス英語を教えたり、NHKでもビジネス英語を担当なさっていた日向清人先生 はどうやって英語を勉強なさったのか、ちょっとお話を伺いましたのでその辺りから。

 

 

 

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2年前スペインで借りた家のプールハウスのドア。こう暑いとあのからっとした空気がなつかしい。

 

 

旗追伸・

わたしが今だに上手く発音できなくて、子供に「かわいい~」と褒められる(?!)単語集

 

Merylinch(メリルリンチ)   やっと一発で通じるようになりました^^

 

 

Squirrel(りす)         未だにうまく発音できませぬ   

 

 

Collateral(担保)           仕事でよく使うだけに、ここでいつも笑いをとることになる^^

 

 

Cheryle(シェリル・女性の名前) 友人のシェリルには申し訳ないです。

 

 

Jewelry(宝石)         女にとって一生のツレアイだってのに。

 



いつまでたっても情けないっす。

 


 

 

 

 

数年前イタリア、アマルフィー海岸で見た檸檬の木。
こういうところでは、カタコトでもその国の言葉を話すとすごく親切にしてもらえます。